エルギンから東へスペイ川を越えて、スペイサイドと東ハイランドの境界線にあるバッキーの町にあるインチガワー蒸留所、ここだけをバッキー地区として区分する。
■バッキーの町 場所
かつてはニシン漁でさかえた漁港だったが、現在は今ひとつぱっとしない。
・インチガワー蒸留所 場所熟成庫の棟が立ち並ぶ
インチはゲール語で「島」、ガワーは「山羊」つまり
「川沿いの山羊の放牧地」の意味。
花動シリーズのラベルに「オイスターキャッチャー(ミヤコドリ)」が描かれている。
かつてバッキーの町議会がインチガワーを所有しており、その後アーサー・ベル&サンズに売却された。
それ以来、同社のブレンデッドスコッチ、ベルのキーモルトとなっている。
現在のオーナーはディアジオで、巨大なウェアハウスを持ち、近郊の蒸留所のウイスキーの熟成に使用している。
発酵槽はオレゴン松6基、ずんぐりとしたストレートのポットスチルが初再2基ずつ、仕込み水はメンダフヒルズの泉。
海のそばの高台にあるインチガワー蒸留所のまわりには豊かな大麦畑が広がっている。
ウイスキーエキスパート試験まであと9日
#スペイサイド(穴埋め式)