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薩摩のシングルカスク

先日、同僚が焼酎蔵の見学に行ってきました。

私も知らなかったのですが、

鹿児島にも樽があったようです。

1970年の樽が。

昭和45年(1970)、昭和58年(1983)の樽。

色とかこんなですよ!(30年熟成)

ここまで色がつくと、法令上、焼酎として販売できないため
(ライセンスの関係で)蔵だしする時は色が薄くなるように
他の原酒とヴァッティングして販売するそうです。
もったいない!

樽は新樽しか使っていない蔵元さんなので、
多分、30年熟成のバーボンのような味わいではないかなと予想。
見学した同僚によると、
濃厚なバニラとハニーシロップの香りだったそうです。
蔵でも超貴重品扱いで飲ませてもらえなかったとのこと。

焼酎は再留をしないため、ニューポットが44度くらいです。
そこから30年熟成なので度数はそんなに高くないでしょうが、
飲んでみたいですね~。

海外に輸出されていた焼酎、メローコヅルのオールドボトル。
ドイツ向けというのが渋いですね。

そんな樽熟成を1950年代から行っている小正醸造さんから、
今回、焼酎業界初?のシングルカスクがリリースされます。

http://www.shochu.net/SHOP/079672.html

価格は3,500円で、熟成に使われた樽を加工して作ったコースターも
おまけで付いてきますので、よろしければどうぞ。

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