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6月の花嫁(5)

前回掲載したウェアハウスの中。

中から見ると木造。

壁も木造。

外から見ると、石造り(再掲載)

察するに、石造りにする理由は防火のためかなと。
なるべく延焼を防ぐために中に火を閉じ込めやすい
石造りにしたのではないかなと。

内側を木材にしているのは耐震対策ではないかなと。
壁が崩れてウィスキーが生き埋めになるのを
防ぐために、頑丈に木で組まれています。

山崎のウェアハウスは創建当時の面影はありません。
コンクリート作りのビルディング。
戦争では焼けてないはずですから、生産規模拡大
に伴う改修が行われたのでしょう。
1968年にスティルを12基にしたあたりでしょうか。

一方、余市のウェアハウスは文化財に認定されています。
1号貯蔵庫だけですが、創建当時の形を残している証拠。

ウェアハウスの形や古さがどれだけ味に影響を
与えるかは計り知れませんが、何か古い方が
良いものを作りそうな気がします。
長い時間の分だけ天使にたくさんお分けしてますからね。

 

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