前回掲載したウェアハウスの中。
中から見ると木造。
壁も木造。
外から見ると、石造り(再掲載)
察するに、石造りにする理由は防火のためかなと。
なるべく延焼を防ぐために中に火を閉じ込めやすい
石造りにしたのではないかなと。
内側を木材にしているのは耐震対策ではないかなと。
壁が崩れてウィスキーが生き埋めになるのを
防ぐために、頑丈に木で組まれています。
山崎のウェアハウスは創建当時の面影はありません。
コンクリート作りのビルディング。
戦争では焼けてないはずですから、生産規模拡大
に伴う改修が行われたのでしょう。
1968年にスティルを12基にしたあたりでしょうか。
一方、余市のウェアハウスは文化財に認定されています。
1号貯蔵庫だけですが、創建当時の形を残している証拠。
ウェアハウスの形や古さがどれだけ味に影響を
与えるかは計り知れませんが、何か古い方が
良いものを作りそうな気がします。
長い時間の分だけ天使にたくさんお分けしてますからね。