WSDをじっくり見てしまったので
はっ と我に返ると結構時間が経っている。
勝手に命名
『ウィスキー・タイムスリップ』
酒屋などでウィスキーのことに没頭していると
まさに時間が経つのを忘れます。
熟成もタイムスリップしてくれればいいのですが。
しかし、WSDほど多くのテイスティングさせて
いただけるショップは見たことが無いですね。
何杯飲んでいいのかわかりませんが。。。
さて、蒸留所めぐりを続けます。
なんていってもダフタウンは
蒸留所の密集地。
車で2分足らずで到着。
MORTLACH蒸留所
創業:1823年
WASH3基、SPIRIT3基。
ディアジオ所蔵の蒸留所です。
形の違うキルンが2つ。
ウェアハウスは黒くて重厚なイメージですよね。
モートラックのウィスキーも重厚・パワフルな
フレイバーです。
酒が建物をも表現しているような感覚ですね。
幾度もオーナーが変わった老舗蒸留所。
ダフタウンで一番古い蒸留所です。
多分、こちらの方が古いキルンかな?
キルンの隣がモルティングルームでしょう。
多分こっちが新しい方のキルンかと。
二つ並んだキルンはストラスアイラ他で見ますが
単独のキルンを2つ持つ蒸留所は珍しいですね。
蒸留棟を裏側から。
黒い大きな樽はコンデンサーが入っています。
大きさが違うものが6つ並んでいますね。
6つのスティルは形がばらばらで、ペアを組んでいるわけでなく
その時々で初留と再留のスティルを使い分けるらしいです。
一部を3回蒸留しているとも云われていますね。
ジョニーウォーカーのキーモルトにも使われてます。
あの味わいの中にはこの個性が生きているのですね。