乾燥、粉砕されたモルトたちは発酵工程に進みます。
マッシュタンでマッシング。
お湯と混ぜ混ぜしてます。
続いてウォッシュバックで発酵。
最近再び木製のウォッシュバックが見直されて
きており、ステンレス製から回帰する蒸留所
もあると聞きます。
やはり、その蒸留所に住み着く乳酸菌などが
ウィスキーに良い影響を与えているのでしょうか。
一時、発酵に乳酸菌は悪者だといい
ウチの発酵には入ってない!などと
いっていた蒸留所もありましたが
最近はどうなのでしょう?
このあたりもウィスキーの謎の一つですね。
試飲タイム。
まず、発酵前のマッシングしたての状態。まだ暖かい。
とても甘く麦の香りが残る、ジュースです。
青臭さや穀物の匂いというのは、ほとんど感じませんでした。
そして、発酵終了近くのもの。
発酵による泡が落ち着いたくらい。
苦味のないビール。若干の炭酸感。
舌にアルコールを感じ、甘さはなくなりました。
ごくわずかに木の香りを感じました。
蒸留前でもこれだけ味の良い状態なのですね。