MHDからもう一つ。
グレンモーレンジのエランタ。
プライベート・エディションの新作。
事前情報で、アメリカンホワイトオークの
ヘビートースト樽だと聞いてましたので
きっとすばらしいバニラが香るだろうと
想像していました。
香りは想像通りバニラでしたが、その強烈さは
想像を上回っておりました。
新樽(だからこそ?)でこんなにきれいで力強い
バニラ香が引き出せるものなのですね。
熟成は19年。未熟感はすっかりとれて
なくなりましたが、もうちょっと熟成間が
出ても良いように思いました。
フィナルタも心地よい衝撃を与えてくれましたが
今年のエランタもまた、一つの扉を開かせて
くれるポテンシャルを持ったモルトだと思います。
唯一、値段がちょっと高いと思います。
もうちょっとお求め安いとバーで呑む機会も増えそうです。