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春の山崎蒸留所(4)

蒸留です。

多分、No4が山崎創業時オリジナルの形だと思います。
サイズは違いますが。

昔のように錨止めではなくなり
曲線のメリハリをつけてみたのが
現在の形って気がします。

ちなみに、前述しましたが05年に入れ替えた
ポットスティルはNo4ではありません。

スピリットスティルNo5・No6が蒸留真っ只中。

階下に配置されている溜酒タンク。
ローワインタンクですね。
容量約13~14000Lです。

このまま再溜の1回分と考えると
スピリットスティルは大体この容量と
想像することができます。
(もちろん余裕を見て設計はしているでしょうが)

初溜にて7%程度のワッシュを25%程度まで引き上げます。
残されたワッシュも2%程度は持つようなので
実際は約5倍の濃縮をしたことになります。

ヘッドとティルをカットするのはもちろんですが
それはワッシュに返されるのでココには入らない。

ワッシュスティルとスピリットスティルがほぼ同サイズで
溜酒タンク=スピリットスティルのサイズとすると
このタンクには3~4回分のローワインが必要になります。
そこから考えるとワッシュバックのサイズも想像できます。

 

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