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Remember 軽井沢(21)

軽井沢についてメルシャンについて
引き続き発信していきます。
再開への小さな小さなきっかけにでも
なればいいと信じて。

今日の一本。

蔦蔵の春夏です。
バーボンカスクなので色はうっすら琥珀色。

軽井沢でバーボンカスクってのは珍しいですね。
シェリーにこだわっていると聞いていましたが
試験的に使ってみたのでしょうか?

ショップで売っていた樽だし原酒のシリーズも
色の薄いものはもしかしたらバーボンカスクだったりして・・・
なんて思いを巡らしてみるもの一興です。

この、蔦蔵。
ずっと『つたくら』だと思ってました。
よく見ると、ローマ字で『TSUTAGURA』と書かれて
ますので、『つたぐら』が正解。

ラベルは荒く漉かれた和紙です。
端がほどけているようになっているのが
カッコイイです。
和の心といいますか、日本酒っぽい演出ですね。

調べてみると、この『蔦蔵』という文字を書かれたのは
樂篆家の高橋政巳さんという方です。
他にもいろいろなデザインを手がけている方みたいですよ。

自分も、4歳から高校卒業まで書道を習っていました。
なので文字のバランスとか、白地と黒地のコントラストに
ついては学んだものが身についています。
使うのは年賀状くらいですけどね・・・

その目でこの蔦蔵の文字を見ると、とても美しい。
“蔦”の鳥の部分。象形文字として鳥を表現している。
“蔵”の文字は強固な蔵を囲いで表現し、臣の部分は
樽を表現してえるのではないかと思います。

最近いろいろなラベルが増えていますが
オフィシャルボトルでこのクオリティは高いですね。

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