情報通なモルト・フリークの方々は周知と思いますが
信濃屋さんとほぼ同じタイミングで
軽井沢がリリースされました。
伊勢丹のリリースです。
伊勢丹といえば、百貨店では一番ウィスキーに
力を入れていると思います。
サントリーのプライベートボトルは
今も継続していますしね。
前評判はいろいろありました
というのは、伊勢丹の通販HPでは
カナリ淡色で紹介されていたのです。
一方で、別なメールマガジンでは濃色でした。
はてさて、どちらが本当なのか。
気をもんだ方もいらっしゃるかも?
自分は濃色であるという自身がありました。
というのは、99年蒸留の樽は濃色系ばかりだからです。
2010年に初めてリリースされたのが
99年蒸留の10年もの、#861かと思います。
こちらは驚くほどの濃色がっつりシェリー。
自分が軽井沢にはまるきっかけとなったボトルです。
続いて11年には#864がリリースされ
閉鎖間際には別にリリースされたかもしれませんが
いずれも99年蒸留は濃色なんです。
伊勢丹でリリースされるというニュースには
99年蒸留という情報はすでに入っていましたから
あぁ、コレは買うしかないなと決めていました。
お値段は10000円。
去年ショップで12年を買えば6300円でしたから
ボトラーズ通したってことで60%強UPですか。う~ん。
とはいうものの、この99年蒸留はオフィシャルでは
11年までしかリリースされていいので
軽井沢12年には使われていないんです。
ということは、オーシャンラッキーかオークマスターに
使われた以外は、すべてナンバーワンが所有・・・?
今後もリリースは多そうな年です。
話がそれましたが、アウトターンは300本と
信濃屋のルージュのほぼ2倍あります。
信濃屋は予約完売でしたが、こちらは手に入れ易いですね。
並べて比較。
わかりにくいですが伊勢丹のほうが色が濃く
信濃屋のほうが紅身が強い。
#861と並べて。
鬢の太さが違うから何ともいえませんが
#861のほうが濃い感じです。
しっかりテイスティングもしました。
個人的には#861ほどの強烈さは感じませんでしたが
軽井沢特有の硫黄感とシェリーの芳香が強いです。
干しプルーンのようなちょっと酸味を感じさせる。
ちょっとドライですが、加水するととても滑らか。