昨日、明け方に食べたカツカレー大盛りでかなり胃がもたれている参段です。う~ん・・・並にしておいたらよかった・・・
スコットランド全蒸留所制覇に向けて、高ぁ~い山を目指して登っていたのですが・・・ちょっと歩き疲れて100蒸留所達成から1ヶ月程、登山を休んでおりました。こんな事では、いつまで経っても登頂出来ないぞ!と自分に言い聞かせて、また今日から登山を再開したいと思います。
気合を入れ直して、再び歩き出した今回、新入荷としてご紹介するボトルはぁ~!UDレアモルトのバンフ21年(2000円)です。
バンフとは・・・東ハイランド、デブロン川の河口に位置するバンフの町にありました。ちなみにバンフとはゲール語で子豚を意味するそうです。
このモルトはかつて英国下院議会に納入されていた銘酒だったのですが、残念ながらスコットランドの蒸留所閉鎖が相次いだ魔の年1983年に閉鎖が決定、その後建物は取り壊され、蒸留所自体過去の物となってしまいました・・・。
珍しいバンフ蒸留所のエピソードを・・・バンフ蒸留所は第二次大戦中蒸留所の建物はスコットランド近衛連隊の兵舎として使用されていて、1941年8月16日の午後にドイツ軍爆撃機の機銃掃射と爆撃を受けてしまいました。幸い一人の犠牲者も出ずに済んだのですが、投下された爆弾の1個が12番熟成庫に命中!樽は空に舞い、倉庫は炎上しました。ウイスキーの蒸留所は可燃物の一大倉庫のようなもの・・・職人達は延焼を防ぐ為に、隣接する熟成庫の樽を壊し、ウイスキーを周辺の牧草地や川に流しました(もったいないけど、仕方ない・・・)。その為、放牧されていた牛は酔っ払って立ち上がる事が出来ず、小川に居た水鳥達はフラフラになってしまったらしいです。
牛や水鳥をフラフラにさせてしまったモルトでフラフラになりまし・・・フラフラにならないで下さい(笑)
猫バーのスコットランド全蒸留所制覇まで あと17
#新入荷ボトル