今日はサクサクコンバンハ・・・魅力的なボトルをご紹介したい猫バー専属バイヤー参段です。う~ん・・・秋の連休
そろそろ秋も深まりウイスキーをじっくり味わうにはとても良いシーズンとなりました。
段々と日も短くなり、朝晩は涼しくなってきて夕暮れには薄暗い照明と琥珀色のウイスキーが恋しくなる今日この頃。
そんな秋の夜長を満喫して頂く為に猫バー倉庫から秋の夜長にピッタリの美味しいモルトを選んで引っ張り出して参りました。
シグナトリー社のグレングラント1964(2000円)です。
ボトルデータは・・・
蒸留年 1964年11月16日
瓶詰年 1990年2月
熟成年数 25年
10717、18、19の3樽のヴァッティングであるらしく、アウトターンは1300本、アルコール度数は46%に加水されております。
1964年よりシェリーカスクで25年熟成されたこのボトルは今から20年前のボトリングであり、コルクが劣化している恐れがバリバリで恐かったのとコンディションチェックの為に一足お先に抜栓してテイスティングさせて頂きました。
トップノートは46%加水ながらも活き活きとしたアルコール感があり、ひねた感じも無くいい香り、アロマはマンゴー、アプリコットのドライフルーツ、リンゴの芯の苦さ、カスタードクリームのようにミルキーで味はスムースなアタック、樽由来?タンニンの渋み、硫黄やゴム等ネガティブ要素無しで綺麗なシェリーカスクでフィニッシュはドライフルーツとビターチョコが広がり素晴らしい余韻が長く続く感じで素晴らしい味わいとコスパです。
おそらくこれは1stフィルシェリーではないですね2nd、3rdあたりのヴァッティングだと予測します・・・兎にも角にも素晴らしい60年代の綺麗なシェリーカスクモルトです。
また猫バーにはG&Mケルティックラベルのグレングラント1966の43年物もございます。
こちらは一樽しか使っていないシングルカスクで1stフィルのアメリカンホグスヘッドで味わいの方は激ウマ折り紙つきとなっております。
これらを飲み比べれば、グレングラントの事をグレングラントの60年代を知るためのヒントとして少しお役に立てるかも知れません。
秋の連休と秋の夜長はグレングラントの60年代シェリーカスクとアメリカンホグスの飲み比べに決定だ。
また山崎のミズナラ&シェリーカスクの飲み比べもよろしいかと存じます?
今宵の猫バーで・・・
60年代グラントを貴方へ
#新入荷ボトル