スコットランド全蒸留所制覇に向けて邁進する参段です。でも最近、本当に制覇できるのかどうか不安に駆られています・・・。振り返らずに前だけを見て突き進むぞぉ~!
今回新入荷としてご紹介するボトルはボトラーズブランド、シグナトリー社のモルト2本です。
シグナトリー社とは・・・アンドリューとブライアンのシミントン兄弟が1988年にエジンバラに設立した会社で、正式名称はシグナトリー・ヴィンテージ・スコッチ・ウイスキー社と言います。ここはモルトだけでなくグレーンも含めた幅広いラインナップで人気を博しています。また2002年にはエドラダワー蒸留所を買収して蒸留業者としてもスタートしました。
まず最初にご紹介するのは、アードモア1992 13年(800円)です。アードモアとは・・・蒸留所はほぼスペイサイドと東ハイランドの境界線上に位置します。アードモアとはゲール語で”大きな丘”を意味します。アードは小丘や岬、モアは偉大な、大きなを表します。どちらも蒸留所名ではよく使われる言葉で、例えばアイラ島のアードべッグは”小さな丘”や”小さな岬”を意味し、アードモアとは反対の意味を持つ蒸留所です。
蒸留所の創業は1898年で、自社のブレンデッドウイスキーの原酒を確保する目的で、ウィリアム・ティーチャー&サンズ社により建てられました。現在はティーチャーズやバランタイン等のブレンデッドスコッチの原酒を供給しているそうです。
次にご紹介するのはグレンダラン1991 14年(1000円)です。グレンダランとは・・・スペイサイドのダフタウン地区で造られる7つのモルトのうちの一つです。ローマは7つの丘から成り、ダフタウンは7つの蒸留所から成ると言われるらしく、このダフタウン地区がウイスキー産業の中心地である事を誇示する言葉であるそうです。でもダフタウン地区には1990年にキニンヴィ蒸留所が出来ているので今ではダフタウンは7つの蒸留所から成るとはいかないですね。
なにはともあれ、シグナトリー社のチョイスした2本を皆様もどうぞお試し下さい。
※whiskycat1494スコットランドモルトウイスキー蒸留所カウンター 91
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