今日はちょっと遅めにおはこんばんちは・・・氷に詳しい弟子を持つ猫師匠参段です。う~ん・・・純氷
と言う事で氷にやけに詳しいと噂される?猫弟子を持つ猫師匠ですが・・・猫弟子の氷講義を聞いたお客様は何人かいらっしゃいます・・・そんな猫弟子は氷屋のおっちゃんに直談判で質問して調べていました。
猫弟子の氷講座で学んだ事をザックリ言うと・・・保健所の検査を通った水道水に塩素除去の濾過を施し、プールのような大きな水槽の中で-10度に冷やした塩化カルシウムを混ぜた溶液を作りそこにJIS規格に定められた300ポンド(135Kg、36貫目)のアイス缶を沈めて冷却し・・・ ・・・ ・・アイス缶の中をエアーパイプで攪拌し、不純物を取りながら凍らせて・・・ ・・・それからゆっくりと冷却するわけですが、-10度の温度で135Kgを凍らせるのには48時間以上の時間を費やさなくてはいけません。※製氷機では急速で約2時間
そんな手間暇掛けて作られる純氷なのでカクテルもロックもハイボールも美味しいと言う訳なのです・・・氷にも温度がございます・・・水を掛けて亀裂が入る-10度以下は氷が凍っているとも言います・・・マティーニは緩い氷が適しています・・・ギムレットは締まった氷が良いでしょう・・・ロックやハイボールは緩くも無く締まりすぎていない氷が良いでしょう。
猫バーではそんなにバンバン氷を使う事はないのですが・・・カクテルのオーダーが少ない日やモルトニートの日などはチェイサー用の水にしか氷を使わない日もあったりします。
でもバーテンダーたるものお酒を美味しく飲んで頂くための探究心、向上心を忘れたらそれ以上先へは進めません。
で?・・・今日氷の配達のおっちゃんが「最近よう頑張ってはりますね」と言ってくれました。
そう熱くなってきたこの所、氷の消費量がいつもに比べて急に増えました・・・5月はいつもの月の倍近く氷を使ったかも知れません。
で結局何が言いたいのかと申しますと・・・猫バーで氷の消費量は経営のバロメーター・・・フラッツアやモヒート、ハイボール等、カクテルがバンバン出る時は好調な証だと言うお話でした。チャンチャン♪
#日々の出来事