ワインに関しては知識がかなぁ~り少ない参段です・・・。もっと勉強をしなければ・・・。
先日以前お越し頂いてからちょくちょく来て頂いているワインのプロお二人がお店にお越し下さいました。前回はスワリングの謎を教えて頂きました。
お二人はそれから山崎蒸留所見学に行かれたり、家でモルトを飲む為にテイスティンググラスを買ったりとモルトの魅力にどっぷりはまっているとの事で、僕は嬉しくなりました。
そんなお二人が色々とモルトを飲まれている中でふと言いました。「モルトはブショネってないんですか?」うん?ブショネ?ブショネってなんだろう・・・ワインの専門用語かなぁ・・・そう思いながら「ブショネって何ですか?」と聞いてみました。
すると「ブショネって言うのはコルクの病気なんです。」え?コルクの病気・・・う~んコルクって病気するんですか?そう思っていると・・・「100本に2~3本はあるみたいです。」う~んかなり高い確率だなぁ・・・でもコルクが病気したらどうなるうだろう・・・そう思って聞いてみたら「コルクが病気で痛んでしまってそのコルク臭がワインについてしまうんですよ。」う~んコルク臭・・・どんな臭いなのだろう・・・「おおまかに言えば腐敗臭ですね。」え?腐敗臭・・・想像するだけで嫌な臭いだなぁ・・・その腐敗臭とは腐葉土がうまく発酵できなかった時の臭いとか表現されるらしいのですが、わかり易く言えば濡れた新聞紙がむれたような臭いらしい・・・う~んモルトなら・・・リトルミル?・・・インチマリン?・・・これは濡れたダンボールか・・・今度来たら試してもらおう。
それからワインのプロは「インターネットでブショネって検索してみて下さい。そうすれば色々出てくると思いますよ。」と教えて下さいました。それから僕は”ブショネ”について色々と調べてみました。今はコルクの病気の総称を”ブショネ”と言うのが一般的で少し前まではそのままの名称で”コルク臭”と言われていたそうです。※ブショネ(bouchonne)=コルクに発生したカビの臭いが移ったワイン
ブショネの原因として一般的に言われているのはコルクを漂白するときに塩素を使うらしいのですが(最近は塩素を使っていない事が多いそうです。)その塩素がカビやバクテリアによって分解されたコルクの成分と結合してできるといわれているそうです。
う~んモルトをボトリングする時は良いコルクが回って来ないって言うのは聞いた事があるよなぁ・・・よく言われているらしいしなぁ・・・オールドボトルはコルクが劣化してボロボロに崩れ落ちるよなぁ・・・オールドボトルでなくてもボトルを寝かせて保存していたり、少し前のボトルでもコルクはすぐに劣化して壊れ易いよなぁ・・・。
う~んモルトのブショネってあるんだろうか?・・・モルトは高アルコールだからないんだろうか?・・・でもグラッパでもブショネはあるって言うてはったよなぁ・・・原料がブドウと麦の違いが関係するのだろうか?・・・考えれば考える程わからなくなってきました。
そこで困った時のウスケバ頼み!ブショネについてご存知の方にお尋ねします。”モルトのブショネ”ってあるんですか?
誰か教えて下さぁ~~い!