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地震の恐怖と体験

新潟県中越沖地震の被害に遭われた方のお見舞いを申し上げ、お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。余震には警戒なさって一日も早い復興を祈念いたします。

最近、台風、豪雨、地震等天災の被害のニュースが多い。天災は何の前触れも無く訪れて、突然穏やかな暮らしを脅かす脅威と化す。天災は予期せぬ出来事であり予測出来ない事がほとんどであり防ぎようの無い悲惨な被害をもたらす。

僕も今から12年前1995年1月17日未曾有の大惨事、”阪神・淡路大震災”を経験している。その時は高校3年生で実家のある大阪府高槻市に住んでいました。高槻市は神戸からは距離がありますが、その地震の根源となった活断層”有馬ー高槻構造線”が地下に通っており、震度5の激しい揺れを経験しました。午前5時46分の激しい揺れの時は本棚から本が降ってきて家が倒壊するのではないかと思う位激しい揺れでした。また7時頃すぐに同じ位大きな余震に襲われました。その時の恐怖は脳裏に焼きついており、今でも地震の揺れを感じると敏感に反応して恐怖を感じます。

その後の神戸や伊丹、淡路島の惨状は本当に心を痛める忌まわしい出来事でした。綺麗なビルや街並み、華やいでいた都会の風景が一瞬にして終戦直後を思わすような、見るも無残な姿になってしまって驚きました。12年の時が経った今は復興も進んで華やかな姿を取り戻していますが、”大震災”というあの忌まわしい出来事を風化させてしまわぬようにしなければならないと思います。

僕の親族や友人は無事でしたが、被災された方や親族、友人を失った遺族の心の痛みは計り知れない悲しみで溢れていると思います。いつ何時突如襲って来るかわからない天災には防ぐ手立てはないかも知れないが、その惨状に目をやり、被災者の心の痛み、その声には真摯に耳を傾けていかなければならないと思います。

#日々の出来事

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