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余市原酒テイスティング会~morupon先生の特別講義~

 先日、店を開けてからしばらくしてその日は仕事がお休みの超常連(笑)の若旦那が飲みに来てくれていた。いつもながらに良く飲む人だ(笑)毎度おおきに。色々話をしながら過ごしていた。すると”ガチャ”と扉が開いた。そして一人の男性がお越しになった。

 おぉ~~!!morupon様だ!!カバンを抱えていらっしゃったので休日出勤されていた帰りかな?と思いつつ、まずは席に着いて頂いてオーダーを頂戴した。すると何やらカバンの中をガサゴソと探っていらっしゃる・・・そして(ドラえもん風に(笑)ジャ~ン!!「蒸留所限定、余市原酒10年~!」おぉ~!!これは2月にお願いしてから首を長~くして待っていた待望の余市原酒だ~~!ありがとうございます!お取り寄せ頂いた上にわざわざ当店まで遠路遥々足を運んでお持ち頂けるなんて感激です!(白州蒸留所限定樽出原酒もプレゼントして頂きました(喜)早速テイスティングタ~イム!

初めて目にするボトル。勿論飲んだ事がない。はやる気持ちを抑えつつグラスを用意していると・・・morupon様が「今、お客さん少ないからいろんな余市原酒テイスティングしよか!」とおっしゃった。いろんな原酒?と思っているとmorupon様は不思議なカバン(笑)をまたガサゴソと探り始めた。すると・・・いろんな原酒が出てくる出てくる!あっと言う間にテイスティングカウンターの出来上がり!(メーカーの営業の方かと思いました(笑)

余市に行かない限り飲めない原酒、しかも今はもう飲めない昔の原酒まで惜しみも無く、振舞って頂いたmorupon様に大感謝です!早速テイスティング開始!10年原酒は勿論シングルカスクなので樽番号によって味が違う。

 写真左から現行販売している10年原酒、一つ前の10年原酒、四角いボトルがその前の10年原酒、フルーティ&リッチ原酒、20年原酒、25年原酒とすごい物がカウンターに羅列された。全ての原酒のアロマを初めに確かめてからテイスティングして行った。チェイサーで口中をリンスしながら各々の原酒の味の違いを確かめていった。僕はオフィシャルの余市とSMWSの116を飲んだ事しかないのだが僕が抱いていた余市のイメージとは全く違う物だったので正直驚いた。余市と言えば穏やかなスモーキーさとフルーティさが複雑に混ざりあって、オーバンなどのハイランドモルト的な味わいと言うイメージを強く持っていた。しかし10年原酒を飲んでみると香りや味はバーボンのそれを思わせた。頂戴したカタログを見ながらテイスティングしていったのだがなるほど納得。

 シングルカスクは色々なコンセプトに基づいて作られている。熟成に使う樽も「新樽」「シェリー樽」「活性樽」(一度空になった樽の内面を焼き新たに蒸溜した原酒を入れた2回目の樽)「リメードバーボン樽」などがあり、出来上がった原酒も「シェリー&スイート」「フルーティ&リッチ」「ソフト&ドライ」「ウッディ&バニリック」「ピーティー&ソルティ」などがある。それらをブレンダーがバッティングしてオフィシャルの余市が出来上がるのだ!う~んやっぱりブレンダーの仕事はすごい重要なのだ!ブレンダーの方は偉大だ!

 10年原酒は新樽を使用しているのだが、甘いアロマやウッディなテイストはまるでバーボンのそれに近かった。そしてフルーティ&リッチは本当にネーミングそのままでスコッチモルトで言うならば、まるでスキャパのようにとてもフルーティ。20年、25年原酒は熟成感が出てシングルカスクではあるがとても複雑に感じた。またそれらの原酒を少し時間が経った後に再びテイスティングしてみると、また違った香りと味になっていたのには本当に驚かされた。

 ほんの少しづつとは言え60度超の原酒をテイスティングしたのだから、酔いが回ってきていい気持ちになってきた(笑)僕は満足げにカウンターの中に立っていると、若旦那はmorupon様にモルトについて色々質問をしていた。すろとまた不思議なカバン(笑)からデジカメを取り出して貴重な物を見せてくれた。それは白州蒸留所見学の記録。ポットスティルや浸麦槽、熟成庫の写真などを色々見せて頂いた。(mopupon様のブログのプロフィールのニャンコの写真も見せて頂いた。うん?ちょっと太っていたぞ(笑)そして白州蒸留所名物と言うチャー(樽の内側を火で焦がす工程)の動画を見せて頂いた。すごい!臨場感たっぷりでまるでその場で見ているような感覚になっていた。(ちなみに山崎蒸留所ではチャーの工程は無く、白州蒸留所でしか見る事の出来ない貴重な映像です。)あつかましくも僕はパソコンの説明書を取り出して、店のパソコンに動画を入れてもらいました(喜)と言う訳でwhiskycat1494ではお客様のご希望があればチャーの映像を無料で上映致します(笑)

それからもmorupon様と色々とお話をさせて頂いてとても勉強になりました。ウイスキーエキスパートの資格を所持されているmorupon様は実益は無いのは承知の上で本業とは別にモルトの普及活動をボランティアでされている。メーカーの営業マン顔負けのご活躍!モルトの裾野を広げようとされているそのお姿はウスケバの有志のモルト伝道師。本当に尊敬します!

 またウスケバの兄貴から贈って頂いたボトルをご指名でオーダーして頂き、さわやかなイケメン様から頂いた京都ボトルなどをオーダーして頂いてそれらのボトルはmorupon様の笑顔に変わりました。

 morupon先生。特別講義をして頂いて大変勉強になりました。どうもありがとうございました。  若旦那&参段より

 

 

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