今日はまだまだコンバンハ・・・始発待ちの猫バー専属バイヤー参段ちゃんです。う~ん・・・腹減った
そんな電車通勤をした瞬間に晴れてきた何とも言えない一日の始まりの参段ちゃんですが・・・今日もクライヌリッシュは好評でした・・・三河屋さんのクライヌリッシュはハイスピードでもうそろそろ半分になろうかという位の人気振りです。
その三河屋さんが新しくリリースしたモルトを本日も猫バーに新規導入致しました。
昨日の予告でお知らせ致しました今回の新入荷ボトルですが、開店前、無事に猫バーに到着しました。
ブログのタグにヒントをお出ししていたのですが・・・コアなモルトファンの方ならヒントが無くても一発でわかりますね・・・
三河屋=スリーリバース
一期一会=ザ・ライフシリーズ
宝酒造=トマーチン
昭和51年=1976
哀れな男性=第六弾
という事で本日の猫バー新入荷ボトルの正解は・・・
はいモルトファンが待ちに待ったスリーリバースのザ・ライフシリーズ第六弾トマーチン1976・31年(2000円)です。
ザ・ライフシリーズとは・・・日本の名ボトラーであるスリー・リバースが手掛けるこの「ザ・ライフ」シリーズは、人間が生まれてから死ぬまでの様々なステージを芸術的な写真で表現したもので、「一期一会」という言葉があるように、人生には様々な出会いや別れがあり、そんな出会いから、人生が変わることもしばしばです。お酒もそんな人生のように、感動を覚えるほどの銘酒に出合い、お酒に対する価値観が180度変わってしまうこともあります。このシリーズのそれぞれのボトリングが、そんな皆様が感動するお酒になるように名付けられたという感動の名シリーズです・・・猫バーでも過去3度スプリングバンク1968、同1971、ロングモーン1975とお取り扱いさせて頂きましたが、いずれも感動の瞬殺?でした。
今回の第六弾は・・・2008年のベストシングルモルトの呼び名が高い、あのSMCトマーチン1976と同じ蒸留所、同じビンテージのこちらもトマーチン1976です。
ラベルは赤ちゃんでも無ければ、女子高生でも無く・・・仕事に明け暮れ、疲れきった哀しき男性です。
その詳細は・・・1976年12月4日蒸留、2008年11月27日瓶詰のホグスヘッドにて31年熟成、アルコール度数は56・1%
ラベルにあるメーカーのテイスティングノートは
Nose ドライプラムやマスカットの甘い香り
Palate トロピカルで甘い熟成感、アプリコットフレーバー
Finish ややスパイシーだが甘さとのバランスが心地良く、長く続く
となっております。
抜栓直後なのでまだ硬い印象ですが、早速、参段ちゃんもテイスティングさせて頂きました・・・香りはマスカットが強く出る、樽香?等も出てきて複雑に変化、アタックはドライに切れ上がり、フレーバーはドライで爽やかなフルーツ感がある、フィニッシュは淡い南国フルーツとマスカットの爽やかさがかなり長く続き、しばらく口中にマスカットの味わいが残る・・・という様な参段ちゃんのテイスティングノートですが・・・これはモルトテイスティングの達人がいうようにSMCのトマーチン1976のような甘い南国系ではなく今の所甘さすっきりドライな南国系の印象が強く、これから長く変化を楽しめる一本だと思います。
無限の可能性を秘めるこのザ・ライフシリーズ第六弾のトマ~チンの感動をもたらす変化を皆様もどうぞご堪能下さい。
#新入荷ボトル