今日は遅めにコンバンハ・・・NBS講師参段ちゃんです。う~んいきなり。
今日の猫バーは週末花の金曜日にも関わらず終始まったりとしていました・・・という事で?いきなり講義をしたいと思います。しばらくはまだまだウイスキーの知識の初歩段階から講義していきたいと思いますので、ウイスキーを学んで楽しく飲んでみたいという方は是非受講してみて下さい。
さてと・・・講義の前にまたまたバーでよくある例え話を・・・
とある日、とある猫バーにモルト通のお客様とモルトビギナーのお客様がいらっしゃいました。
モルト通の方がしばし猫バーでモルトを嗜まれた後・・・
モルト通「マスター!〆にアイラモルトを飲みたいと思うねんけど何かいいのんない?」
参段「アイラ島で作られるピート香が効いたスモーキーなウイスキーですね・・・かしこまりましたチョイスさせて頂きます・・・う~ん・・・たまにはスタンダードのラフロイグ10年等はいかがでございましょう?」
モルト通「う~ん・・・〆やからガツンとカスクがいいなぁ。」
参段「アイラのカスクですね・・・かしこまりました・・・それではガツンとくるアルコール感がたまらないラフロイグ10年カスクストレングスはいかがでございましょう?」
モルト通「そうやなぁ・・・たまにはラフロイグのカスクもいいなぁ!ほんならそれにするわ!」
参段「ありがとうございます・・・それではガツンとカスクをお楽しみ下さい。」シュポッ・・・トクトクトク・・・。
それを隣で聞いていたモルトビギナーのお客様がこっそり小声で・・・
モルトビギナー「マスター、マスター・・・隣の方がオーダーしはった、ラフロイグは普通のラフロイグじゃないの?カスクって言ってはったけどカスクって樽って事でしょ?ラフロイグの樽?前の講義でやったシングルカスクの事?」
参段「う~んありがとうございます・・・素敵なご質問ですねぇ・・・バーによく行かれる方やバーテンダーがウイスキーを語る時に普通によく使う”カスク”というのは”カスクストレングス”の事を意味します。」
モルトビギナー「カスクストレングス?樽の強さ?・・・シングルカスクとはまた意味が違うの?・・???」
とこのような話はバーでよくある話?です・・・参段ちゃんそれはないでぇ~という声がどこからともなく聞こえてきそうですが・・・いえいえあるある。
という事で今回のテーマは・・・カスクストレングスです。
ウイスキーというのは一般に流通している物のほとんどがアルコール度数40%や43%に加水調整されている物が多いです・・・それらは・・・キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン♪あっ?!キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン♪・・・もうこんな時間だったんですね・・・受講者の皆様大変申し訳ございませんが、本日は時間が過ぎてしまいましたので?・・・眠たいので?・・・続きは後編にして綴りたいと思います。それでは今宵も?良いお酒を。