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ふたつの心・ふたつの選択

コニャニャチハ~・・・そろそろ年末?・・・ノックアウト強盗(古い?)なら返り討ちにしたるさかいにどっからでも掛かって来いやicon09!(出来れば正面から・・・)と息巻く?dashヘタレな元へなちょこボクサー参段ちゃんですcaticon10。う~ん・・・凶器はやめてね。

ここ最近、柔道の金メダリスト石井さんがプロ格闘家に転向するとかゴルフのはにかみ王子こと石川さんがプロ初勝利を上げた等、若い世代の方が引っ張るスポーツ界が話題てんこ盛りですが、僕が関心を持った二つのスポーツニュース・・・辰吉丈一郎の5年ぶりのリング復帰と高橋尚子の涙の現役引退face01

僕が10年以上前にかじったボクシングの世界に入ろうと思ったのも中学2年生の頃に辰吉の初世界タイトルマッチでタイトル奪取の試合をテレビで偶然に見たからでしたicon13。う~ん・・・よくある話・・・あれはもう17年前の話か・・・へなちょこはすぐにリタイアicon15・・・しかし彼はまだ現役face08

彼は1989年のデビュー以来、波乱万丈のボクサー生活を経てデビューから20年近く経った今も現役プロボクサーにこだわりリングに立ち続けている。劇的な日本史上最短デビュー8戦目にしての世界タイトル奪取、初防衛戦前の網膜裂肛によるブランク、初防衛戦で伏兵のブルファイター、ビクトル・ラバナレスに喫したよもやのTKO負け、その後リターンマッチでのリベンジ、その試合の激しい打ち合いが原因か次は網膜剥離、日本で試合が出来ないというルールの為アメリカに渡り、その後ルールを覆してまで復帰、薬師寺、サラゴサとの世界タイトルマッチでは連戦連敗。この時誰もがもう辰吉は終わったと言いました。

その後無敗の強敵シリモンコン戦で圧倒的不利の予想を覆し、奇跡的とも言えるKO勝利での復活、涙のタイトル奪取icon21。この時、大阪城ホールに居た辰吉ファンは歓喜にむせび涙したというcry。う~ん・・・僕もウルウルしましたcry

その後もリングに上がり続けてウィラポンに2度も記憶を遮断されるようなKO負け・・・それでも彼はリングに上がり続ける。それには賛否両論がある事は周知の事実・・・アンチファンも居るだろう・・・でも僕はこの男の生き様に驚愕しながらも尊敬の念を抱く。ただ男の生き様と言うのには余りにも言葉が軽いようにも思えるface06。日本のリングに立てなければ単身海外で試合をしてルールをも覆した、年間数億とも言われたボクシングジム経営のオファーも断り、リングに立つ事を選んだ彼の生き方。

そしてもう一つのニュースは高橋尚子の引退。陸上では日本人初となる金メダルを獲得して当時女子初となる2時間20分を切る世界記録をも樹立した名選手。学生時代は実力は特に抜きん出ている事は無かったと言う。自身も教師になるか陸上を続けるかで悩み続けた末に勧誘された企業ではなかったが恩師が居た企業に入り栄冠を手にし成果を収めた。

さわやかな笑顔でQちゃんとの愛称で親しまれた彼女は先日、引退会見を行った。”プロ高橋”の姿をファンの皆様に見せる事が出来なくなったので引退すると・・・今後は市民ランナーとしての道を選んだ彼女も会見の最後には涙していたface06

現役にこだわり続ける事、現役を退く決心をする事、そんなふたつの心・ふたつの選択を重ねてみた僕は大いに考えさせられたface06。いずれの競技もトップアスリートで居る為には過酷な世界だ・・・記録に残る選手、記憶に残る選手・・・辰吉丈一郎も高橋尚子もこれだけの多くの人を感動させ見事な記録を打ちたて、ファンの記憶に残る選手はそうそう居ないであろうface06

そんな事を考えながら、自らの事を振り返り生涯現役で居られるのか?と考えてみた参段ちゃんのスポーツコラム?でしたcat。長々と失礼しましたcaticon10

#日々の出来事

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