またもやモルトやお酒に関係ない話で恐縮ですが・・通勤や店の買出しに活躍してくれていると言う事で・・・
僕は400ccのオートバイを乗っている。大のお気に入りのアメリカンバイク。「ホンダスティード」である。こいつに乗り続けてもう10年になる。二十歳の頃に中古車の走行距離1500㎞で48万円。それを2年ローンで買ってから少しづつカスタムしてずっと大事に乗っている。僕は行動範囲が狭いからそんなに走りまくっているわけではないが、それでも走行距離を示すメーターはもう54000㎞を指している。
10年間で遠距離のツーリングに出かけたのはほんの数回しかないが、友達に会いに北は名古屋、四万十川が見たくて思い立つまま気の向くままに行った南は高知県足摺岬まで走った事がある。その他京都、神戸、和歌山、奈良etc色々遊びに行ったりツーリングしたりした。ちょっとした買い物や気分転換で行き先も決めずに走ったり本当に10年間の間僕の足になってくれて大活躍してくれているありがたいオートバイである。
一時は大型免許を取ってハーレーが欲しいなぁと思った事もある。また、違うバイクに乗り換えようかなぁと思ったこともある。しかし乗れば乗るほど違うバイクに興味がなくなってきた。いろんな思い出を抱えているからなのだろうか、こいつにずっと乗り続けたいと言う気持ちの方が強くなってきた。
単なるバイクと言うより感情を持った動物のように思える時がある。こいつが上機嫌な時はすごくエンジンの調子が良くぐいぐい走れる。逆に不機嫌な時はエンジンの掛かりが悪く、回転数も回らない・・。ずっと乗り続けているうちに「お前今日は機嫌ええねんなぁ!別人みたいに張り切ってどないしてん!」とか逆に「お前最近何かあったんか?今日はちゃんと走ってくれへんなぁ・・」とか一人考えながら乗ったりしている。
お酒を扱う立場として飲酒運転はご法度である。今日の新聞でも二輪車にも危険運転の厳罰化がなされ懲役10年になると書いてあった。お客様に頂いたりしてアルコールが残っているなと思った時は始発を待つか電車で帰る。300㎏近い鉄の塊なのだから使い方を誤ればたちまち走る凶器となる事を認識しておかなくてはならない。それはお酒を提供する立場としては当たり前の事である。
雨に濡れたらオイルアップをしたり、洗車をしたりまめに定期点検を施して10年間大事に大事に乗ってきた。気ままな奴だからいつまで頑張ってくれるかはわからないけど、こいつがボロボロになって「もう俺引退したい。」と根を上げるまでは大事に乗り続けてやろうと思っている。
通勤や遠い所への買出しに大活躍してくれている愛車。本当に移動手段はこいつに頼りっきりだ。こいつが引退したらどうしようかと考える。車には興味があまり無いし、所有欲も無い。その前にまず維持する金が無い。ハーレーを買うより原チャリか自転車かな。と今は思っている。
これからも大事に乗るから不機嫌にならず俺の足になってくれよ!
PS 僕の後ろのタンデムシートに乗ってくれる人募集中。もちろん女子限定(笑)
#日々の出来事