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元祖デザイナーカスク

コニャニャチハicon23!小雨が降る中icon03強引にバイク通勤を敢行した猫バー専属バイヤーの参段ですcaticon10。う~ん・・・帰る頃には止むと踏みましたface06

ウイスキーに関係の無い話が多い猫バーブログですがcaticon10、たまには?カチッと?新入荷ボトルのご紹介を兼ねてウイスキーの話を・・・ウッドマネジメントのパイオニア的存在で、その卓越した手腕で多くのモルトファンを魅了しているスコットランドの北ハイランドに位置するグレンモーレンジ蒸留所icon25

その樽へのこだわりは多くのモルトファンがご存知であり、その製品の完成度は誰もが認める所であると思いますface06。う~ん・・・さすが。

グレンモーレンジ社で蒸留、製造の総責任者であるビル・ラムズデン博士(グラスゴー大学、ヘリオット・ワット大学大学院を経て発酵技術分野の博士号を取得)がアメリカ中南部、ミズーリ州のオザーク・マウンテンにて厳選してきた年輪の詰まった成長の遅いホワイトオーク。それを24ヶ月もの長い間天日乾燥し、ヘビリートースト(樽の内側を焦がす)して仕上げた樽は”デザイナーカスク”という名称でモルトファンには認知されていると思いますface06

その集大成ともいえる製品が先日、発表された”グレンモーレンジアスター”ですbottle。100プルーフ(アルコール度数57.1%)でボトリングされたモルトを皆様もうお飲みになられましたか?加水しなくてもクリームの甘いアロマとフレーバーがあり、その完成度に皆様もご満足されたのではないでしょうかface02

この製品の出来は素晴らしいと思いますが、46%位まで加水をしてボトリングをしても良かったのかなぁという声も耳にする事がありましたface06。う~ん・・・確かにそれでもすごく美味しいと思うよなぁface06

そこでデザイナーカスクで46%と言えば・・・2004年に発売された”グレンモーレンジ・アーティザン・カスク”(1200円)ですねface02。これはスーパーコレクターのご提案で猫バーに入荷する事となりましたface02

デザイナーカスクは過去に色々と試行錯誤を重ね天日乾燥の日数を12ヶ月、18ヶ月として現在の24ヶ月になり、樽との接触面を増やす為に250リットルのホグスヘッドから200リットルのバレルにサイズ変更し、遠赤外線効果を利用したトーストをしっかり行い。チャーを軽く行う事も決定して現在に至っていますが、そのデザイナーカスクの仕様を最終決定したのは2002年だという事ですface01。その樽はテネシーウイスキーであるジャックダニエルの熟成の為に4年間貸し出され、グレンモーレンジ蒸留所があるスコットランドのテインに帰って来てicon20グレンモーレンジの熟成に使用されますcask

同じデザイナーカスクで熟成されたグレンモーレンジでも発売時期が違う”アスター”と”アーティザン・カスク”との違いとは・・・
 
1、アルコール度数はアスターが57・1%なのに対して、アーティザン・カスクは46%でボトリングされている事。

2、熟成年数の表記はありませんが、アスターは10年熟成の原酒なのに対して、アーティザン・カスクは9年熟成の原酒を使用しているとの事。

比較してその違いを表すとするとこの2つの違いが大きな違いのようですcat

この2つの違いにご興味のある方は是非、飲み比べてその違いをご体感下さいcat

#新入荷ボトル

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