コニャニャチハ!猫バー専属バイヤーの参段ちゃんです。傘が手放せないこの梅雨の季節・・・今日は猫バーオーナーに命じられ?傘立ての修理をしていました。やっとこさで治りました。
今回新入荷としてご紹介するボトルはマッカランファインオークです。
マッカランと言えばモルトファンならずとも一度は聞いた事があるのでは?という程の有名銘柄だと思います。イギリスのハロッズという百貨店が出していた「ウイスキー読本」ではシングルモルトのロールスロイスと讃えられていた秀逸なスペイサイドモルトです。
またこのマッカランはドライ・オロロソの樽だけを使用して熟成させている事で知られていて、シェリー樽熟成と言えばまずこのマッカランが思い浮かぶと思います。が・・・モルトファンの方は既にご存知のようにこのマッカランもかなぁ~り昔からバーボン樽熟成で仕込んでいたんですねぇ。ボトラーズ(基本、蒸留設備を持たない瓶詰め専門業者)ではバーボン樽熟成のみのシングルカスク(一つの樽からだけとれた原酒で他の樽は混ぜない)も多く出ています。
先日のブルータスさんの試飲会でマッカランのセミナーを受けさせて頂いてその奥深さとこだわりを知る事ができました。という事で猫バーもシェリー樽熟成以外のマッカランを考えていた時にファインオークを入れようとなり、仕入れました。ちなみにマッカランファインオークというのはシェリー樽熟成の原酒とバーボン樽熟成の原酒をヴァッティングした物で、従来の物より若干ライトでバランスのとれた味わいに仕上がっています。
左が日本で流通しているスタンダードなマッカランファインオーク12年です。そして右がお客様がロンドンにお仕事に行かれた際に免税店でUK向けのリッターボトルのファインオークを買って来て下さいました。アルコール度数は日本のが40%で免税店向けのリッターボトルが42・8%です。う~ん・・・微妙な差だなぁ・・・味わいはどう違うのだろう。
猫バーにあるグレンリベットナデューラでも日本に多く流通しているボトルとUK向けのリッターボトルとがあります。このマッカランファインオークも味わいがどのように違うのかご興味のある方は飲み比べてみて下さい。
※このリッターボトルは”WHISKY MAKER’S SELECTION”というラベルになっています。詳細をご存知の方の情報求む!
#新入荷ボトル