空を見上げると・・・明るくなってきて、もうおはようございますの時間ですか?猫バーの店主参段です。梅雨に入って低空飛行を続けていた猫バーですが、今日はチョロっと活況だった嬉しい一日でした。ありがとうございます。
という事で?またしつこくお話の続きを・・・エリートボクサーでは無い雑草ボクサー参段ちゃん・・・生活を見てくれるスポンサーなんているはずも無く・・・アルバイトで食い繋ぐしかありません。
ボクシングを始めるきっかけになった憧れの辰吉丈一郎も下積み時代には立ち食いうどん屋さんやサウナ屋さん等でアルバイトをしながら世界チャンピオンになりました。う~ん・・・僕にも根性があれば・・・。
その他にも先日、タイトル奪取とはなりませんでしたがスーパーフェザー級で世界戦に挑んだ選手は現役を20年続けてチャンスを物にしたり、会社にお勤めになられ管理職にまでなって世界タイトルマッチに挑んだ選手や病院に勤務されて昼夜変則勤務で世界ランキングに入った選手や尊敬する選手は沢山います。
ボクシングは試合をするまでにコンディションを整えるのと最大の敵”減量”というのがあるので、正社員で働いているとなかなか試合が組んでもらえない・・・計量の日も仕事をしなくてはいけない・・・試合が終わった翌日腫れた顔で仕事をしなくてはいけない。というデメリットがあるのでアルバイトをしながら世界チャンピオンを目指す人が多いみたいです。
例に漏れずアルバイトの道を選んだ僕はボクシングの為に色々とアルバイトをして転々としました・・・ボクシングを最優先にしていたので、これはいかんと思えばすぐに辞めていたとんでも無いわがままでした。
一ヶ月10万もあれば生活が出来るかなぁ~り低い生活水準だったので、お金には執着が無い僕はアルバイトよりもボクシングの練習がしたかったのです。がっ!ある日通帳を見ると・・・家賃が払えない・・・至急アルバイト情報誌で短期アルバイトを探しました。その短期アルバイトとは・・・巻き寿司工場でした。
早速、工場に行って全身抗菌制服を着せられた僕の担当は・・・”かんぴょう係”・・・深夜勤務だったので夜に仕事が始まり・・・レールが回る・・・そこで流れてくる巻き寿司にひたすら”かんぴょう”を置いていく・・・う~ん・・・これが流れ作業か・・・かんぴょうを手に持ち・・・あいよ・・・あいよ・・・あいよ・・・。
初めは楽勝だなぁと思っていましたが・・・7時間位ひたすら流れてくる巻き寿司にかんぴょうを置き続ける・・・う~ん退屈だなぁ・・・おぉ目が回る・・・巻き寿司の匂いが気持ち悪くなってきた・・・。
早朝に勤務を終えた僕は頭がくらくらして任期を満了する事無く・・・短期バイトのはずが、超短期バイトとなったのでした。チャンチャン♪
まだまだ続きそうな?根性無し物語・・・第四話完
#日々の出来事