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品質管理

 
お客様にご提供する物の衛生管理、品質管理はしっかりとやっておきたい。スペースの都合上ワインセラーの設置など出来ない事などがあったりもするが万全を尽くせる事はして置きたい。

 まず食器やダスター、セルメット(グラスを拭く布)の高熱殺菌洗浄。調理を施す物は今の所ご提供していないが、チャームを用意したり、フルーツを切ったり食品を扱う容器、まな板、包丁などは営業中も手があいたら実施し、閉店後はしっかりと殺菌を施す。最近のノロウイルスなどの食中毒のニュースを見ていて恐怖を感じていて、食品衛生責任者講習でしっかりとその事について学んだ。85度以上の熱湯が出る食器洗浄乾燥機で万全を期す。

 
 次にビールサーバー。これは美味しいビール(当店はサントリーのザ・プレミアムモルツ400ミリグラスで600円)をご提供する為にサントリーの営業の方からしっかりと教わった。液体と泡の比率(7対3)の事、ガス圧の細かな調整、そして洗浄の事。閉店してからの洗浄は入念に行う。まずは洗浄水のポンプに水を入れてサーバーのホースをしっかりと洗浄し、毎日サーバーのコックを外してから全てを分解して洗浄を施す。それを毎日繰り返す事により美味しいビールをご提供できる。とても厳しいらしいが「樽生モルツの美味しい店」の称号が頂けるように頑張りたい。

 次は当たり前の事かも知れないが、スピリッツの冷凍保存。アルコール度数が高いので劣化の心配は無いと思われるが、冷凍庫で保存する事により冷たく美味しいカクテルをご提供したい。

 そしてウイスキーの品質管理。昔、学校の同窓会でタイムカプセルと称した箱を土の中に埋めて十数年ぶりに掘り出し飲んでうまいと言っていた先生の話を聞いた事がある。アルコール度数が高く品質の劣化はさほど無く体に害は無さそうだが・・・科学的な根拠を用いて言うと高アルコールのウイスキーでも開栓してから半年後に品質の劣化は始まると言う。香りが命で細かな味わいのモルトウイスキーならより一層それは顕著になるだろう。オールドボトルなど古いボトルならアルコールが揮発し、液面低下しているボトルをよく見かける。スコッチ通信でその特集をやっていた記事があった。その劣化を防ぐ為に窒素注入やパラフィルムなど色々実験を施したのだが一番劣化を防止する効果があったのがパラフィルムだった。パラフィルムは一般の方にはあまり馴染みの無いものだがそれはそうかも知れない。本来は医療関係の職業の方が用いるものなので、医療関係の職業に携わっていない方なら接する機会は皆無に等しいと思う。東京に行った際に入ったモルトバーはものすごい数のモルトが羅列してあったが1本1本全て管理しきれないとおっしゃっていたバーテンダーの方は丁寧にパラフィルムを巻いていた。モルトに対する愛情に感銘を受けた事は記憶に新しい。

 スコッチ文化研究所にパラフィルムの注文をした。それが手元に届いたら早速ボトルに巻きつけた。コルクを覆う必要量をハサミで切り取り巻きつける。これがまた面白い程よく伸びる。うまく引き伸ばして2周半以上巻きつける。全てのボトルに施す訳ではなくあまり回転しないボトルを考えて巻きつけていった。こうする事により本来の味を保つ美味しいモルトをご提供したい。

 whiskycat1494は美味しいお酒、モルトをご提供する為に品質管理にこだわります!

     再度、オフ会のお知らせを掲載させて頂きます。
先日、お知らせいたしました2月3日のウスケバオフ会の参加者を募っております!飛び込み参加OKで勿論締め切りはございません!皆様奮ってご参加頂きますようよろしくお願い申し上げます!参加応募フォームは名古屋のクライフ様の「ウイスキー初心者の楽しき単身赴任生活」をご覧になられまして、コメント、メールを頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。

追記として生駒寿司は2月3日は節分で恐ろしい数の巻き寿司を徹夜で巻くので当日はへろへろになっているかも知れません・・。

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