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歓喜のフルコース。そして一筋の涙。

 開店3日目となってもまだまだ手際の悪さは補えない。しかしお客様からすればそんな事は関係ない。早く一端のバーテンダーと認められるように頑張らねばと思う。
 
 昨日は用事が多く店に入るのが少し遅れてバタバタした状態だった。慌てて掃除や仕込をしていると「郵便です!」と入り口から声がする。「はい。」小包が届けられた。差出人はなんと京都は祇園の有名店フェローアンドフェロー様。慌てて中身を確認するとグレンロセス1973とオーナーの杉田卓様からお祝いのお言葉が綴られた直筆のお手紙。びっくりすると共に感極まった。実を言うと一度SMWSの試飲会でお邪魔した事がある。(SMWS2006のオータムリストの巻末の京都の写真で肘をついているのが僕です。)パイプタバコやダンカンテイラーのお話を伺った事がある。ダンディーと言う言葉はこの人の為にあるのではないかと思うほど渋い方である。またブログにコメントを頂いたモンキッキー様は試飲会の時にドリンクのサービスをして頂いたバーテンダーの方である。落ち着いたらまたお礼のご挨拶にお伺いしたいと思っております。本当にありがとうございます!
 
 オープンして間もなく、もといバタバタしていたのでその少し前に十三バードットカムのオーナーのcomemas様がご来店下さった!バタバタしてご迷惑をお掛けしました事をお詫び申し上げます。続いてウスケバからmorupon様がご来店!名刺交換をしてビックリ!某大企業の主幹技師をされているお人だった。猫談議やモルト談議に花が咲きました!ベイリーズベストをお祝いに頂きましたありがとうございます!ウスケバから広がる輪がとっても嬉しいです!
 それからお世話になっている方や、いろんな方がお見えになられた。若き内装会社社長でこの店の内装のアドバイスもしてくれた男前てっちゃんが来てくれたり、昭和町の長屋3店舗の若きオーナー伊藤さんが、店主の芥川さんと一緒に来てくれたり、その他色々なお方がお見えになられた一日だった。
 店を閉めて片づけ終えて椅子に倒れこむように座り込んだ。疲れと言うより歓喜の達成感とでも言うのだろうか。耳を澄ますとBGMのジャズが聞こえる。パティ・ペイジのテネシーワルツが静かに流れていた。店をやっている実感が沸いたのか否か嬉しさなのか、静かな胸に響くBGMにつられて一筋の涙が頬を伝う。この涙は一体なんなんだろう?そんな事を考えていた。

 今まで悔し涙や悲しい涙はたくさん流してきた。けどうれし涙と言うのは今まで30年間生きてきた中での記憶はない。感極まってしまったのだろうか。この先店がどのように推移するのかはわからない。しかし努力を怠る事無く精進し、お客様の笑顔と自分の笑顔が重なり一年後のこの日に今を振り返った時また同じ歓喜の涙が頬を伝う事ができる様に頑張っていきたい。
 

#日々の出来事

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