今日は朝早くに起きて、一日中掃除に費やす覚悟の参段です。う~ん店と家と両方やらなくては・・・終わったら夜になりそうだ・・・。
さて昨日のお話の続きを・・・初めてまたぐその新しい敷居に不思議な気分になりながら、実家の敷居をまたぎました。そこには見慣れない景色と、また年を重ねた感がぬぐえない両親がいました。開業を告げに行って以来、一年余りぶりに会う母親の髪の毛には白い部分がまた増えていました。
僕が実家を出ていってから11年余り・・・それぞれ家族が別々に会う事はあっても、家族4人が揃うのは本当に何年ぶりの事なのだろう・・・そんな親不孝を心で詫びながら、居間のこたつに腰を下ろしました。そこで僕はしばらくテレビを見ながら借りてきた猫のようにただおとなしく座っているだけでした。
こたつの上には予期せぬ突然の帰省の為に急遽用意されたであろう料理が並んでしました。それに箸を伸ばしながら、家族でとりとめのない話をしていました。しかし、母親は台所で用事をしながらこたつに来るのはそれからしばらく先の事でした。
僕は寡黙に押し黙ったまま、時は流れていきました。それから口を開いた僕は「おかんは一体何してんの?」そう言ってしばらくすると母親がこたつにやって来ました。
久しぶりに母親と面と向かって話をしました。しかし、そこには違和感を感じる事のない会話がありました。
#日々の出来事