今日はペロンペロンにならなかった参段です。いつもペロンペロンになっていてはいけないので、今日はかなり飲む量をセーブしました。
それでは早速、ウインターテイスティング速報を・・・僕は、いつもながらに12時30分ギリギリにバーリードに駆け込みました。
すでに会場は多くの人がいらっしゃいました。今回がWSJが主催する最後のテイスティング会だという説明があり、今後はウイスクイーがテイスティング会を催すとの事です。ウイスクイーの方が各テーブルを回ってご挨拶をされていました。
そしてフリーテイスティングが始まって、皆一同に好きなモルトをグラスに注いでテイスティングをされていました。僕のテーブルに寄って頂いた方や、僕が皆様のテーブルにお邪魔させて頂きご意見をお伺いしました。
今回は14種類のNEWボトリングがありましたが、その中で僕の好み(僕の嗜好、主観ですので参考程度に)と印象に残ったのは、81・11(グレンキース32年)、45・21(ダラスドゥー31年)、63・19(グレントファース17年)でした。
81・11は賛否両論分かれていましたが、オフィシャルのグレンキースとは全く印象が違って(熟成年数の差もありますが)かなり濃いブラウンのシェリーカスクで、しっかりとしたタンニンが感じられ、ほのかにスモーキーさもあってとても印象的でした。45・21はアルコールを強く感じる事無く、穏やかでとても良い感じのフルーティさがあって抜群の味だと思いました。63・19はフレッシュなフルーティで、キース地区の特徴と言われるらしいリンゴのようなフルーティさがあったように思います。
皆様の意見をお伺いして僕なりにまとめて総評してみると・・・一番支持されていたのは45・21(ダラスドゥー31年)だと思います。これは否定的な見解は皆無で、評判が良かったです。
その他、コストパフォーマンス的に考えると、と言う意見で39・60(リンクウッド11年)、44・34(グレイゲラキ8年)の評判が良かったようです。
あと24・98(マッカラン16年)はオフィシャルのマッカランのような感じだったと思います。27・66(スプリングバンク11年)は独特の潮の香りの中に複雑なフレーバーがあって面白い感じがあったと思います。31・17(アイル・オブ・ジュラ18年)はどっしりと特徴的なオイリーさがあって評判も上々だったと思います。
その他アイラモルトやキャンベルタウンモルト、スペイサイドモルト等も納得の評価をされている声が多くありました。
以上、ウスケバ特派員参段がお届けした”SMWSウインターテイスティング速報”でした。各々の銘柄の詳しいテイスティングリポートはブロガーの皆様の記事をご参照下さい。
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