スコットランド全蒸留所制覇に向けてただがむしゃらに突き進む参段です。う~ん・・・だいぶんと前進したよなぁ。
そろそろゴール地点へと近づいて来たよなぁ・・・でもあの”恐ろしい・・・高い山”は恐いよなぁ・・・でも立ち止まっている場合じゃない!と言う事で再び1970年代のスコットランドへ・・・
ポワワワァ~~・・・・・参段はグレンユーリーロイヤル蒸留所からアバディーンを通り越して海岸沿いを歩いています。地図を確認しよう・・・う~ん何々ここは”東ハイランドの漁業の町ピーター”かぁ・・・ここは古くから漁業の町として知られていたのかぁ・・・でもそろそろ廃れているのかなぁ・・・目的地はここから南に約5キロか。
あぁ・・・かなり歩いてきたなぁ・・・海を見下ろす高台にあるのかぁ・・・テクテク・・・おぉ~!目的地発見!
これがスコットランド最東端のグレンアギー蒸留所かぁ~!グレンアギー下さぁ~い!・・・
ポワワワァ~・・・はっ?!ここはやっぱり猫バーか・・・おぉ~!こ・これはぁ~!
アイル・オブ・スカイなどで知られるブレンド会社、イアン・マクラウド社のチーフテンズのグレンアギー22年(2000円)です。これは1981年11月の蒸留、2004年4月の瓶詰め、リフィルシェリーバットで22年間熟成された、ノンチル、ノンカラーのカスクストレングス(52・5%)です。
1831年にドナルド・マクロードという会社が建てたらしいのですが、創業後しばらくはビール醸造所として使われていたそうで、再び蒸留が再開されたのは1875年の事であるそうです。その後幾度と無くオーナーが代わり、操業停止に追い込まれていました。紆余曲折を経てモルトウイスキーの生産が続けらていましたが、1983年に蒸留所の閉鎖が決定。北海油田のプラント会社に売却され、蒸留設備は全て取り外されてしまって、建物もほとんど原型を留めていないそうです・・・。また今後蒸留所として再開されることはまず無いという事です。
皆様も紆余曲折を経て頑張った最後の勇姿を感じてグレンアギーを味わってみて下さい。
さてもうひと踏ん張りだ!次なる目的地はスペイサイドか・・・
猫バーのスコットランド全蒸留所制覇まで あと 3
#新入荷ボトル