体調も持ち直して、またスコットランド全蒸留所制覇に向けて振り返る事無く歩みを進める参段です。う~ん気がつけばあと5つの蒸留所のみになったかぁ・・・ゴールは見えそうで見えないなぁ・・・”恐ろしい山”が待っているからなぁ・・・。迷いを断ち切って歩かなければ・・・また1970年代のスコットランドへ行ってこよう・・・
また夢の世界へポワワワァ~~・・・参段は先日のグラスゴーよりダンディーを経由してアバディーンに向かって海沿いを歩いています。地図を確認・・・う~ん次は東ハイランドの蒸留所かぁ・・・おぉ~あれはロッホサイド蒸留所とグレネスク蒸留所だなぁ・・・次なる目的地はもう少し北か・・・。
再び地図を開いて・・・う~ん何々”北海に面したリゾートタウン、ストーンへイブンのすぐそば、コーウィー川のほとりに建てられている”という事は、まだもう少し先かなぁ・・・
おぉ~!目的地発見!すいませぇ~んあのモルトはありますかぁ~・・・
ポワワワァ~~・・・はっ?!ここは・・・猫バーか・・・おぉ~!これはぁ~!
ダンカンテイラー社レアレスト・オブ・ザ・レアのグレンユーリーロイヤル1984、23年(2000円)だぁ~!このグレンユーリーロイヤルは美味しそうだぁ~!
サクッと解説・・・昔はオフィシャルの12年物が少量出回っていたらしいですが、ほとんどはライセンスを所持していたジョン・ギロン社のブレンド用に出荷されていた為、入手が非常に困難だったらしく、1985年に蒸留所が閉鎖しているので、今ではもっと希少価値が高まっているそうです。
この蒸留所の創業者であるロバート・バークレイは交際範囲が広く、国会議員から貴族・皇族まで親交があり、時の国王ウィリアム4世から「ロイヤル」の称号をつける事を許されました。ちなみに他の蒸留所でロイヤルとついているのはロイヤル・ロッホナガーとロイヤル・ブラックラの2つしかありません。
その後、度々オーナーが変わり最後はUD社系列となっていましたが、ついに1985年に閉鎖されてしまいました。1993年には18エイカー(1エイカー=1226坪位)の土地を含む蒸留所の建物は地元不動産会社に売却されてしまったらしく、建物は残ってるらしいですが再びウイスキー造りが行われる可能性は極めて低いという事です。
ロイヤルの名を関した東ハイランドの銘酒を皆様も味わってみて下さい。
さぁ~て次なる目的地は・・・
猫バーのスコットランド全蒸留所制覇まで あと 4
#新入荷ボトル