パンツに穴が開こうが、飢え死にしようが、何がなんでも今年中にスコットランド全蒸留所制覇達成を心に誓う一度決めたら振り返らない正真正銘頑固な、どアホ参段です。来月の家賃はちょっと待ってね若旦那・・・。飢え死にしそうになったらご飯下さい若旦那・・・。やばくなったら生駒の皿洗いとして住み込みで雇ってください若旦那ぁ~~~!!!
スコットランド全蒸留所制覇まで、いよいよあと10に迫った今回新入荷としてご紹介するボトルはぁあああ~!(←気合入ってます!)頑丈な木箱に入ったマスターブレンダーのサイン入り証明書付きのグレンフラグラー1973です!
このボトルはボトリングが2003年ですが、熟成年数は29年表記となっています。ノンチルでカスクストレングス、アルコール度数は46%です。オフィシャルボトリングでアウトターンは931でこのボトルはその753番目になります。
解説致しまぁぁああ~す!(←まだ気合入ってます!)入手困難なモルト四天王に挙げられるうちの一つグレンフラグラーとは・・・ローランド地区のグラスゴーの近郊に位置していました。ブレンデッドスコッチのインバーハウスで知られるインバーハウス社が自社ブレンドの為のモルト原酒とグレーン原酒確保する為にグラスゴー近郊の古い製紙工場を買収し、それを改造して1965年に一大複合蒸留所であるモファット蒸留所を建設しました。
モファット蒸留所の中にはグレーンウイスキー(ガーンヒースと言うグレーンウイスキー)を生産する巨大な生産棟と独立したモルトウイスキー蒸留所、さらにクーパレッジやブレンド工場、ボトリング設備、製麦工場、ウエアハウスなどがありました。グレンフラグラーはモファットの中のモルト蒸留所で、6基のポットスチルを持ち、1965年から1985年7月までほぼ20年間操業されました。他のグレーンウイスキー工場内の蒸留所、ベンウィヴィスやレディバーンと比べたら比較的長命だったという事です。
その他にもローランドタイプのキリーロッホ、中くらいのピートを焚いたのがグレンフラグラー、最もヘビーにピートを焚いたアイルブレイ等多彩なモルトを造っていましたが、1980年代に襲ったウイスキー不況の影響で、残念ながらモファット蒸留所そのものが1986年に閉鎖となってしまいました。現在は37棟のウエアハウスが残るのみとなっているそうです。
猫バーが必死にやりくりして、参段が質素な生活をしてやっと手に入れたこの貴重なグレンフラグラーは猫バーの最高値を大きく更新するワンショット1万円!です。
この先もっと入手が困難になり値段も高騰し、なかなか飲めなくなると思われるこのローランドの佳酒グレンフラグラーを一番最初に開栓して頂けるのは誰になるのでしょうか?
チャレンジャー求む!
猫バーのスコットランド全蒸留所制覇まで あと 10
#新入荷ボトル