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大正ロマン探訪

コニャニャチハ~・・・阿倍野ローカルニュースのお時間に参ります猫バーの店主参段ですう~ん・・・いきなり

という事でここでいきなり猫バーの地元阿倍野ローカルニュースのお時間に参ります

かなり大阪ローカルなお話ですが関西圏外の方もお付き合い頂けると幸いです

我が町阿倍野は天王寺駅界隈の再開発がこの所急速に進みあべのキューズモールを皮切りに近鉄百貨店、シティホテルなど超高層のビル群が次々に建設されてきております

何十年も昔のかなり前から計画されていた阿倍野再開発がやっと着工されて、その経済効果は目を見張るものがありますがその再開発に伴い、あべの銀座などの古き良き昭和な街並みは消え去ってしまいました。

世の中は諸行無常といいますがやはり現代のニーズに合わないものにマイノリティの叫びは届かず時代の流れと共に淘汰されていくのです。

しかしそんな再開発が行われている天王寺駅界隈から一駅南に足を伸ばせばまだまだ懐かしい下町の街並みが残っております。

今回は天王寺から阪堺線(チンチン電車)で南へ2駅下り松虫駅という駅にある素敵なビリヤード場をご紹介致します

保名倶楽部(やすなくらぶ)です

このビリヤード場には舞台化もされた玉撞き屋の千代さんと言う戦前戦中戦後の混乱期を波乱万丈に生き抜いた有名な浪速の女ハスラーが居る事で知られております

保名倶楽部は大正時代の郵便局を改装して出来た昭和初期の建物ですが戦災に遭っていない為に素敵な大正ロマンが漂っております

地元のハスラーが玉を撞いております。

私はビリヤードが出来ないのでお茶を頂きながら大正ロマンに酔いしれました

時代と共に消え行くものも多いけれど日本の文化もそろそろ大量生産、大量消費の使い捨て文化から脱却しヨーロッパの街並みのように古き良き物を後世に残して頂きたいなぁと思います

阿倍野はまだまだ懐が深い町ですよ

以上、大阪ローカル大正ロマン探訪でした

#日々の出来事

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