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三十代のカリスマ?

コニャニャチハ~・・・お時間に余裕がある方のみ読み進めて下さい猫バーの店主参段ですう~ん・・・長文

という事でお時間に余裕のある方のみ読み進めて頂きますようお願い申し上げます

※「長ったらしいだけで内容がないよう!」とか「猫やっぱりおもんねーぞ!」と言う苦情は承りかねますのでご注意下さい

さて最近はウイスキーの話や新入荷ボトルのご紹介ばっかりで「猫おもんねー!」と思われ気味なのでたまには?長文駄文な四方山話を・・・

私は音楽への関心が中学生位で止まっているので基本的にその頃の歌しか知りません

よく聴いていたのは尾崎豊とかBOOWYとかCOMPLEXとかビリー・ジョエルとかベン・E・キングとか?だったような気がします

その中でも一番熱中したのは十代のカリスマ尾崎豊です

尾崎豊は強烈なメッセージ性のある楽曲で十代の少年少女の心を捉え虜にしました

例に漏れず多感な少年時代だった猫マスターのハートも鷲掴みにされました

三十代も半ばを過ぎた今になって聴いてみるとちょっと照れ臭かったりしますが多感な思春期を思い出す素晴らしい曲ばかりです

ですが少年時代は敵対視していた信じられぬ大人との争いの中で許しあう事無く気が付けばいつの間にか長い時間が経過し今度は自分が信じられぬ大人になってしまいました?

親に養ってもらっている上に自分で何も出来ない少年が思春期を迎えた頃には自分一人の力で大きくなったような顔をして一丁前な事を言う

「何で大人達はみんな俺の事をわかってくれないんだよ!」

「勉強なんてしたくない!俺は自由になりたいんだ!」

「何で決められた制服を着て何で決められた髪形をしなくちゃいけないんだ!」

「何で煙草を吸っちゃいけないんだ!」

「何の為に生きてるのかわからなくなるよ!」

「夜の校舎窓ガラス壊してやるぜ!」

「盗んだバイクで走り出すぜ!」

「仲間達と家出してやるぜ!」

などなどの少年の心の叫びを今に置き換えると・・・

「何で社会はみんな俺の事をわかってくれないんだよ!」

「仕事なんてしたくない!俺は自由になりたいんだ!」

「何で決められたスーツを着なくちゃいけないんだ!何で金髪にしたらいけないんだ!」

「何で大麻を吸っちゃいけないんだ!」

「何の為に生きているのかわからなくなるよ!」

「夜の会社窓ガラス壊してやるぜ!」

「盗んだ車で走り出すぜ!」

「同僚と夜逃げしてやるぜ!」

となれば闇の社会でしか生きていけない社会不適合者に認定された上に犯罪者として検挙されます

それが少年なら反社会的行動となるだけですが大人なら破防法が適用される恐れがあります?

十代の少年少女達は自己表現、自己実現を成す為に大人達が作ったルールや価値観で縛られたくなかったんですね・・・

で?80年代と比べて今は暴走族の数が10分の1に減っているそうです・・・

パラリラ~♪パラリラ~・・・

中卒、高卒、中退、学歴がやけに目に付く愛よりも夢よりも金で買える自由が欲しいのかい?

自由になりたくないかい?

熱くなりたくはないかい?

思うように生きたくはないかい?

この世の中好きな事だけをやって生きていくのはどうやら無理みたいだ・・・

社会人になり世に出ると自分の意思とは関係なく守らねばならないいろんな制約というものがある・・・意図しない事だったり、矛盾した事であったり、理不尽だとわかっていても受け入れなくてはならならどうしようもない時がある・・・

日々起こりうる事一つ一つをありのままに受け止め自分なりに噛み砕き考えて自分という存在と向き合いそれらを世の中と照らし合わし考えその中で真実を掴むんだ!

ウゥゥ~♪・・・

「生きること。それは日々を告白してゆくことだろう。」by尾崎豊

「生きること。それは日々をありのままに受け止めてゆくことだろう。」by猫マスター

明日の食べ物にも困る戦後の焼け野原から立ち上がり、アメリカに追いつけ追い越せの高度経済成長期で物質的に豊かになり先進国の仲間入りを果たした日本で有り余るエネルギーをどうして良いのかわからない少年少女達の心の叫びと葛藤を代弁した十代の永遠のカリスマ尾崎豊。

明日の事は大体わかっているけど、経済大国でありながら先行き不透明な我が国日本に漠然とした不安を隠し切れずにただ流されるように悶々とした毎日を過ごしながら多岐に渡る日々のストレスをどうして良いのかわからない働き盛りの青年中年壮年達の心の叫びと葛藤を受け止めながら美味しいウイスキーをご提供する事で心安らいで頂きたいと願う猫マスターの長い四方山話でした

#日々の出来事

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