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芸術的

コニャニャチハ〜・・・15年ほど前まではオタクだった猫マスターですう~ん・・・ボクヲタ

という事で私はモルトオタクではありませんが元ボクシングオタクが90年代の懐かしの名ボクサーを振り返るコーナーです

さてまた性懲りもなく懐かしいボクシング談議ですので興味のない方はサラッとスルーして下さいと言いたい所ですがボクシングを語る上で、いや生きていく上で?このリカルド・ロペスという選手を知っていても損する事はないはずなのでお時間に余裕があればご覧下さい

プロボクシングの興行として喧嘩ボクシングとか熱狂させるボクシングのスタイルも非常に大切だと思いますがプロ、アマチュア両方のキャリアを通じて無敗のまま引退し”小さな巨人””精密機械”などと異名を取りボクシングを単なる野蛮な殴り合いと思っていた人の観念を芸術の域へと昇華させた男それがこのリカルド・ロペスです

リカルド・ロペス

http://www.youtube.com/watch?v=VcWfgCG3Szw&feature=player_detailpage

言葉はいらない・・・。

この試合の映像を見て頂ければその凄さがわかると思います

最後のアラビラモアをKOした左アッパーはボクヲタの間では語り草の芸術的パンチですね

相手の右ジャブをリズムに合わせたミリ単位のヘッドスリップでかわすと同時に足にためを作り顎の先端目掛けた鋭い左アッパーをカウンターで放ち一発でノックアウト

いずれの試合も倒そうとして力んでパンチを打っている事はない、むしろリラックスして打っている、決してハンドスピードが速い訳でもボディワークが速い訳でもない、しかしどこからどのタイミングでパンチが出てくるかわからない独特のリズムと射程圏外からでも伸びてくるメキシカン特有の伸びのあるパンチでKOの山と一時代を築いた名ボクサー。
 

  • アマチュアボクシング: 40戦 40勝 28KO
  • プロボクシング: 52戦 51勝 37KO 1分

最軽量級でこのKO率は驚愕という他ない数字ですね

以上、ボクシングは単なる野蛮な殴り合いじゃないという事を証明してくれた偉大なチャンピオンのお話でした
 

#日々の出来事

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