コニャニャチハ〜・・・ワインの知識はありません猫マスターですう〜ん・・・わからにゃい
と言う事でワインはあまり飲む機会がなく不勉強ですいません
ですが今回はワインにまつわる新入荷ボトルをお届けしたいと思います
ジャン!
ミッシェル・クーヴレー ベリーシェリードシングルモルト20年(2600円)
入荷!!
これは大阪でワイン輸入会社を営むフランス人社長が「ミッシェル・クーヴレーの造りはったウイスキーはありまっか?」と聞いて来はったので「確か猫バー倉庫のあそこらへんにあったんじゃね?」と猫バー倉庫から引っ張り出して来ました
このボトルはかなりマニアックなミッシェル・クーヴレーと言うフランスのおっちゃんがこしらえたシングルモルトです
彼は味わいを決定付ける要因は蒸留所ではなく樽そのものが決めると言い『熟成の魔術師』と呼ばれておりウイスキーに対する揺るぎない信念をお持ちです。
最大の特徴はウイスキーの熟成にワイン造りのような『テロワール』の発想を取り込んだこと。商業的な生産性を一切無視し今までとは全く異なるウイスキーの新境地を切り開いたのです。
彼が目をつけた良質なモルト原酒はスコッチウイスキーを名乗れる最低の3年間のみスコットランドで熟成させその後フランスのブルゴーニュ地方「ボーヌ」にある自身のカーヴ(熟成蔵)で熟成されます。
そのようにしてモルト原酒は最初の3年を除きその後の熟成はまさにブルゴーニュのテロワールと樽の恩恵を十分に授かったモルトウイスキーへと生まれ変わります。
特にシェリー樽の扱いに関してはその樽の調達から熟成まで並大抵ではないこだわりを持っており他のシェリー樽熟成品とは一線を画すモルトウイスキーを仕上げています。
また上記の信念から蒸留所名はボトルに一切表記されていない点も最大の特徴のひとつです
しかしラベルに”LOCH KATRINE WATER”と書いてあるので調べてみたらカトリン湖の水を仕込水に使っているのはオーヘントッシャン蒸溜所しかなかったのでこれはおそらくそういう事だと推測します
ちなみにアルコール度数は加水だと思いますが47%です
その他、詳しい事はわかりませんが?詳細につきましてはググッて頂くか店頭で猫マスターにお尋ね下さい
ミッシェルクーヴレーと言えば漫画バーレモンハートにも出た”シングル・シングル・べレ・バーレー”が余りにも有名かも知れませんがこれも同じく彼のこだわりの逸品
※シングル・シングル・べレ・バーレー
1986年に蒸留したウィスキーで 昔の大麦(バーレイ)のベレという伝統的な品種をオークニー島で育成。 ハイランドパーク蒸溜所で大麦を発芽。 エドラダワー蒸溜所で蒸留したのち、7年間をスコットランドで、6年間をブルゴーニュで熟成させたもの。
スコットランドのモルトにブルゴーニュのテロワールが染み込んでシングルモルトを飲んでいるのにブルゴーニュの風景を思い出しちゃう(行った事は無い)ほどのグッドドラム
とにかくモルトを飲んでいるような気がしないまるで・・・を飲んでいるような未知数かつ未体験の感動するウイスキー
これはモルト通のあなたもブルゴーニュのテロワールに驚いて感動する事間違いなし!
シングルモルトは個人の趣味嗜好に大きく左右される嗜好品ですが猫マスターが美味しいと言うモルトは本当に美味いのか?
こればっかりは・・・
飲んでみなけりゃわからない!
これはとにかく一杯飲んどかないと・・・
それでは今宵猫バーでお待ち申し上げております
※補足
2009年スコッチ・ウイスキー規則(The Scotch Whisky Regulations 2009)により次のように定義されている。
スコットランドにおいて製造されたウイスキーであって、
- (a)スコットランドの蒸留所にて、水および発芽させた大麦(これに他の穀物の全粒のみ加えることができる。)から蒸留されたものであって、
- (i)当該蒸留所にて処理されマッシュとされ、
- (ii)当該蒸留所にて内生酵素のみによって発酵可能な基質に転換され、かつ、
- (iii)当該蒸留所にて酵母の添加のみにより発酵されたものであり、
- (b)蒸留液がその製造において用いられた原料およびその製造の方法に由来する香りおよび味を有するよう、94.8パーセント未満の分量のアルコール強度に蒸留されており、
- (c)700リットル以下の容量のオーク樽においてのみ熟成されており、
- (d)スコットランドにおいてのみ熟成されており、
- (e)3年以上の期間において熟成されており、
- (f)物品税倉庫又は許可された場所においてのみ熟成されており、
- (g)その製造および熟成において用いられた原料ならびにその製造および熟成の方法に由来する色、香りおよび味を保持しており、
- (h)一切の物質が添加されていないか、または次に掲げるものを除く一切の物質が添加されておらず、かつ、
- (i)水
- (ii)無味カラメル着色料、もしくは
- (iii)水および無味カラメル着色料
- (i)最低でも40%の分量のアルコール強度を有するもの
このウイスキーがボトリングされた時は上記赤文字の(d)の規定が定められていなかった為にこのウイスキーはスコッチウイスキーを名乗っていますが2009年では定義が変わったので今このような方法を用いてもスコットランドでのみ熟成させなければいけない規定ができたので今はスコッチウイスキーと名乗れないと思います。
#新入荷ボトル