今日は早々コンバンハ・・・一見様歓迎！下町モルト猫バーの店主参段です
う～ん・・・大歓迎
という事で今宵は本日、初猫バーのアイラモルトがお好きなカップルにお越し頂きました
なので？たまには真面目にウイスキーの話をしたいと思います
先日、アイラ島に新しい蒸留所が出来たという様な噂的なお話を耳に致しました
それは２００５年創業のキルホーマンの事ですか？と思ったらどうやらそれも違うらしく、それ以降にアイラ島にＮＥＷディスティラリーが出来たと言うのを聞きました
スカイ島？ルイス島？それとも本土？に出来た蒸留所等と混同し情報が錯綜しているのかなどと色々と思いを巡らせておりましたが結局わかりませんでした
アイラ島に新しい蒸留所が出来たら物凄いニュースになるだろうし、創業前から話題になると思うので何かの間違いかと思って結論づけておりました
で？先日、届いたソサエティのクォータリーに目を通していると１２７（ポートシャーロット）の新リリースの記事がありました
その文の一説を飲用（ゲフッ）もとい引用すると・・・
このアイラ島の蒸留所は、７５年間の閉鎖期間ののち、２００７年再開をした。
もしかしたらアイラ島の新蒸留所と言うのはこのポートシャーロットの事を指しているのかも
そう言えば２００７年にジム・マッキュワン（ブルイックラディ蒸留所の所長）が来日した時のセミナーに行ったら「残りの人生はポートシャーロットの再建に掛ける！」と熱く語っていたのを聞きました
しかしそのポートシャーロットの創業計画が頓挫し現在のポートシャーロットブランドはブルイックラディで造られております
またポートシャーロット創業計画の為に購入したインヴァーリーブンの中古のローモンドスチルで最近、アイラ島に自生するボタニカル（ジンの原料の香草）をふんだんに使用したザ・ボタニストと言う面白いジンを造っておりました
ブルイックラディ蒸留所の閉鎖の危機を救ってアイラモルトに人生を掛けたジム・マッキュワン氏がいつかまたアイラ島に新蒸留所を建設する日がやって来て欲しいと思う猫マスターでした