コニャニャチハ〜・・・ダルマを見ると子供の頃を思い出す猫マスターですう~ん・・・原体験
という事で僕にとってダルマがウイスキーの原体験です
で?僕が小学生の頃、家のテレビの横のサイドボードにサントリーオールド(通称ダルマ)がずっと置いてあった
九州男児の親父は酒飲みではあったが、普段飲んでいたのはビール、焼酎、日本酒が多かったような記憶があり、ウイスキーは晴れの日のお酒と言うイメージがあった
もう時効ではあるが、僕はビールや日本酒は遊び程度に舐める事があり、このアルコールがもたらす陶酔感は、はじめ人間ギャートルズの猿酒を飲んだ父ちゃんの気分がこんな感じなんやろうなぁと想像していた
小学校3年生位だったろうか・・・ウイスキーへの興味が抑えきれず、ある日親父が居ない時を見計らってサイドボードのダルマをこっそり味見しようと決心した
予備知識として普通のお酒ではないアルコール度数が40%以上もある凄いお酒と言うのはわかっていた
ドキドキワクワク高鳴る胸の鼓動を感じながら、スクリューキャップをお猪口替わりにほんの少しだけウイスキーを注ぐと芳醇な大人の飲み物の香りがした
意を決してそれを口に含むと、経験した事のない、火が出そうに強烈なアルコール感が口中を支配して驚いたものの、その中にある甘さと複雑さを感じる事が出来て、めっちゃ強烈やけどちょっと舐める位やったら美味しいなぁと言うのが僕のウイスキーの原体験
煙草も同じように試した時は、ゲホゲホとなり口の中が気持ち悪くなってしまい、またビールの時も同じく苦い液体としか思わなかったけど、ウイスキーの時はウイスキーボンボンのチョコレートを食べた後のような馥郁たる余韻に浸っていた
今その時のダルマを飲むとどのように感じるかはわからないけれど、その時人生で初めて飲んだウイスキーの味わいは時を越えて脳裏に刻み込まれている
いやーウイスキーって本当にいいもんですねぇ~(水野晴郎風)
以上、猫娘が成人したら一緒にバーに飲みに行って、國村隼のようにダルマをロックで飲みながら、連れてきた婚約者を殴らずに一緒にダルマを飲みたい猫マスターのウイスキー原体験のお話でした
#日々の出来事