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ボウモアセミナー後編

こんにちは、大介です。本日は定休日となります。
恐れ入りますがよろしくお願いいたします。

さて、先日に引き続き、ボウモアセミナーのレポートを・・・。
ニューポットに次いでボウモア12yをテイスティング。
そして、いよいよお待ちかねのNo.1です。

・ボウモアNo.1
香りはスモーク(ただし、12yで感じられる温かみのあるスモークではない印象)、
海風、バニラ、海藻、はちみつ、古木。奥の方にレモンや梨も感じられる。
全体的に優しく綺麗なイメージ。
飲むと軽やかなスモーク、バニラ、海藻、ファーストフィルバーボンらしい樽香。

ライトな味わいだけど、しっかりボウモアで好印象!

バーボン樽原酒のみを使用しているためスムーズで軽い印象です。
そのため、ストレート、ロック、ハイボールなど、色んな楽しみ方が想像でき、
間口の広さを感じました。
セミナー冒頭で説明されていた『ライト層に向けたボウモア』というコンセプトは
キッチリ実現されているように思いました。

さて、残るテイスティングは『スペシャル』のみ。
ここでデビッド氏から正体が明かされ、会場内がざわめきました。


まさかのゴールド!

・ゴールドボウモア 1964 44y 42%
うっとりする陶酔感。パイン、マンゴー、パパイヤといったフルーツが香り、
続いて温かみのある柔らかなスモーキー。
飲むと期待通りの超絶トロピカル。パイナップル、マンゴー、バナナ、完熟メロンが
乳酸系のニュアンスと一緒に口内に広がる。少し遅れて優しいピートと樽香。
若干の苦渋いニュアンスがトロピカルを際立たせている印象。

デビッド氏も「熟成年数に応じてピートは柔らぎ、果実香が際立ってくるんだ。」
と言っておられましたが、こんな究極的なボトルを出されたら誰しも納得です。

セミナーはテイスティングの後に質疑応答が行われ、程なくお開きとなりました。
結論として、ボウモアNo.1はボウモアのエントリーボトルに相応しい味わいでした。
「次はロックかハイボールで飲んでみようかな。
 あ、ラスティネイルに使っても面白いかも・・・。」
などなど、飲み方をあれこれ考えつつ(もちろん金の女王の余韻にも浸りつつ)
猫バーに向かいました。

それでは、また明日。猫バーにてお待ちしております。
 

#日々の出来事

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