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桃栗三年柿八年猫バーはこれで11年

コニャニャチハ〜・・・11周年を迎える猫バーの店主参段ですう〜ん・・・11執念

と言う事で下町モルト猫バーは本日2018年1月15日に執念の11周年を迎える事が出来ました

その始まりは、なんの計画性もなくウイスキー専門のバーをしたいと思って勢いだけで会社を辞めて、オーセンティックバーで修行をしようと思ってもバーテンダーとしての適正がなかったのか面接でことごとく落ちました

それでも会社を辞めてしまっていたので諦める訳にもいかず、カジュアルバーで週1、2日短時間のアルバイトをしながらお酒の事は独学し、それと並行してパチンコ屋で朝から晩までほぼ休まずに、せっせと毎日働いて3年余りを過ごし開業資金を貯めました

居抜きの小さな店なら出来そうな、ほんの僅かな蓄えが出来たので、不動産屋に行って紹介してもらった一番初めの物件が今の猫バー

2006年の秋、猫バーを開業する前は親には半ば勘当同然に反対され、周りの皆には「昭和町でウイスキー専門店なんて誰がどう考えても絶対無理!半年で潰れるからやめとけ!」という制止を振り切って2007年1月15日に猫バーは強引に開業致しました

本当なら不動産屋を何件も回って、沢山の物件を見て、比較して決めなくてはいけないと思うのですが、直感でビビっと来るものがあり、即決で決めて、友人に缶コーヒー1本の日給で内装工事を手伝ってもらって一緒に手作りし、あれよあれよで店を始め、生駒寿司の家族やお客様、同業者、取引先、いろんな方に恵まれ、あれよあれよで11年経っていました

バーをするにあたって知識も経験も乏しく、運転資金と人脈は皆無に等しく、あったのはやる気と情熱そして成せば成ると言う根拠のない自信、やらねばならぬ!やっても支払いが出来へんかったらとりあえず早朝コンビニバイトか新聞配達でもしたらいいかと言う何ともテキトーな背水の陣で臨んだ覚悟

桃栗三年柿八年、猫バーはこれで丸11年

そんな11年間を思い返すと・・・

あっちゅうまやったなぁ・・・ほんまにそれだけですわ

そら喜怒哀楽色々あったけど、一日一日を積み重ねてきただけで、振り返ってる余裕なんて全くありませんでした

以上、潰れそうでなかなか潰れ無いけど、うだつが上がる事もない猫バーが執念の11周年を迎えたと言う御礼的お話でした
 

#日々の出来事

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