コニャニャチハ〜・・・一生勉強がモットーの猫マスターですう~ん・・・生涯学習
という事で人間死ぬまで勉強せなあきまへん
さてそんな事を言いながらも勉強不足が否めない猫マスターですが、お客様にご質問を受けたらしっかりとお答えし、わからなければ調べてお答えし、日々色々と勉強させて頂いております
で?モルトウイスキーの味わいや製造方法のご説明を差し上げる時に出てくるキーワード”ピート”
お客さんに「マスターこれはビートがよう効いてんなぁ!」ってたまに言われんねんけど、「そうでっしゃろ8ビートから16ビートの鼓動がたまりまへんやろ!」とは言われへんがな
「ほんでマスター、ビートって一体なんなん?」
ビートちゃいまんねんピートでんねん
ピートを簡単に説明すれば・・・
ピートは「泥炭」と表現されるように、植物が枯れた後、長い年月をかけて炭化し、地層として堆積した泥のような塊の事です
その地層からピートを掘り出すのがピートカッティングという作業です
その掘り出したピートを乾燥させて次はキルン塔(乾燥塔)という所で大麦の乾燥の為に燃やして使います
ほんでやっとモルトっちゅうウイスキーの原料が出来上がります
これを糖化、発酵させて、ウォッシュと言うビールに似たもろみを造り、それをポットスチルって言う大きな蒸留釜で2回蒸溜したら無色透明の原酒が出来上がって、それを樽に詰めて寝かせたらやっとウイスキーになりまんねん
麦にピートを焚き込んだか否かで、出来上がったウイスキーの風味に大きな影響を与えます
ピートを焚いたモルトで造ったウイスキーは独特のスモーキーなフレーバーが付与されます
ざっくり言うとそれがウイスキーで言う所の”ピート”です
細かい所はググるか、最寄りのバーテンダーに聞くかなんかして理解してや
ピートの実物をみたい人がおったら、猫バーに余市の工場長から直々にもらってきた石狩平野のピートがあるから、いつでも言うたってや
以上、キルン塔で大麦と一緒に燻された事がある猫マスターでした
#日々の出来事