コニャニャチハ〜・・・若者ではない猫マスターですう~ん・・・中年
という事で私に若者という年齢的アドバンテージはもうありません
さて年齢的には、会社でいうと、そろそろ組織の中核を担う、中堅どころにならなくてはいけない年齢に差し掛かってきましたが、気分はいつまで経っても新入社員です
で?先日、若者が来る事がほとんどない猫バーに一人の若者(満20歳1ヶ月)がやって来ました
ここで必殺、猫バー顧客リサーチ・・・
猫マスター:うちは初めてお越しですか?
若者:はい初めて来ました!
猫マスター:どちらからお越し頂いたんですか?
若者:すぐ近所から来ました!
猫マスター:インターネットか何か見てもらったんですか?
若者:いえ。中学生の頃からこの前の道を通っていて、ずっと気になっていて、成人したのでやっと来れました!
猫マスター:それはそれはどうもありがとうございます!
そう猫バーが開店した10年前、この日初めて飲みに来てくれたこの若者は小学校4年生だったのです
そんなこんな言うてたらあっちゅう間にワテも猫娘と飲みに行ける日が来るんとちゃうか?
その前に大人になったら一緒に飲みに行ってもらう為に嫌われんように今からゴマすっとかなあかんな
それにしてもこの若者は数あるバーの中で、なんでこんな入りにくい所を選んで来てくれはったんやろ・・・
しかも女子は基本居てへんし、食べるもんも、おもろい話も何にもあらへんし、静かにただ黙々とウイスキーを嗜むだけの店でっせ・・・
そしてその若者はハイボールで杯を重ねた後・・・
社長:そのソサエティのラフロイグもらうわ
猫マスター:おおきに。
若者:それじゃ僕もそれをハイボールでお願いします!
猫マスター:ちなみにこれは1杯3000円になりますけど、いいですか?
若者:ええっ?!やっぱり止めときます・・・・。
社長:これからはこんな若者にどんどん来てもらわなあかんからなぁ。今日は彼の分、俺が全部出しとくわ
猫マスター:かしこまりました。
ワテらはどんどん歳を重ねて行くけど、これから日本のバー文化や、ウイスキー文化を継承するために、若者にもぎょうさん来てもらわなあきまへんな
以上、バーに来たれ若人!というお話でした
#日々の出来事