コニャニャチハ〜・・・美味しいボトルをご紹介する猫バー専属バイヤー参段ですう~ん・・・フープ
という事で皆様に今月のウイスキーフープのボトルをご紹介します
さてそれでは早速!
ジャン!
ベンリアック1997(2500円)
入荷!!
このボトルはウイスキー好きのウイスキー好きによるウイスキー好きのための愛好家団体ザ・ウイスキーフープによる最新の頒布ボトルです
Benriach Official #96957 Bourbon Barrel アウトターン 203本
色は輝くゴールド。 程よいスパイスに加えて、洋ナシ、アプリコットのフルーツ感、カスタードクリーム。
いよいよ、ベンリアックがフープから登場です。
フープの幹事であるメインモルトの後藤マスターと一緒に、二人三脚で背伸びをして、思い入れのある樽1968#2709を何とか日本に持ってきたのが2010年。 1968ビンテージ最後の樽と言う事で、ウイスキー愛のみで清水の舞台から飛び降りた瞬間でした。
当時としては破格の価格ではありましたが、マスターの男気と私の若干の勇気、そしてお客様のご協力で何とか日本に持って来れました。
BBI(ベンリアックバカ一代)という名の勝手連まで作り、グレートビンテージと言われた1976、そして信濃屋さんとのコラボで1971を詰めたりと、ベンリアックとメインモルトさんは切って切れない関係にあります。
今思えば、ザ・ウイスキーフープを立ち上げた原点はそこにあったのではないかと思っています。
であれば直ぐにでもフープでとは思っていましたが、蒸留所が調子に乗って良い樽を出し過ぎたのか中々良い樽に巡り合うことが出来なかったものの、昨年ようやく出会うことが出来、そして後藤マスターのお墨付きもいただいた上でのボトリングとなりました。
皆様ご存知かとは思いますが、ベンリアック蒸留所はグレンドロナック蒸留所、グレングラッサ蒸溜所と共に大手ブラウンフォーマン社に買収されました。
現状は大きな動きはありませんが、大手に買収されたことにより輸入代理店も含めて今後は環境が良くない方向に大きく変わる事が予想されます。
現時点では既に、2000年以前のカスクについては購入する事が出来なくなっており、今後は恐らくすべてのビンテージにおいて購入出来ない方向に進むのではと懸念されています。 ウェアハウスで確認しましたが、残っている90年代の樽も殆どがフィニッシュされてしまっており、クラシックスペイサイド、もしくはバーボンバレルの90年代はそもそもが希少な存在です。
そんな中、多分日本向けで最後になるのではと思われる90年代のベンリアック、じっくりと楽しんでいただきたいと思います。
今の季節にふさわしい、爽やかでフルーティーな1本です。
その他詳しい事はわかりませんが詳細につきましてはググッて頂くか店頭で猫マスターにお尋ね下さい
とても美味しいクリーミーでシトラス系のフルーティなベンリアックは育て甲斐のありそうなグッドドラム
ウイスキーは個人の趣味嗜好に大きく左右される嗜好品ですが猫マスターが美味しいと言うウイスキーは本当に美味いのか?
こればっかりは・・・
飲んでみなけりゃわからない!
これはとにかく一杯飲んどかないと
それでは今宵の猫バーでお待ち申し上げております
#新入荷ボトル