今月のウイスキーフープ

コニャニャチハ〜・・・美味しいボトルをご紹介する猫バー専属バイヤー参段ですう～ん・・・フープ

という事で皆様に今月のウイスキーフープのボトルをご紹介します

さてそれでは早速！

ジャン！

写真左より
エドラダワー９年（１５００円）
グレンギリー２６年（２５００円）

入荷！！

これらのボトルはウイスキー好きのウイスキー好きによるウイスキー好きのための愛好家団体ザ・ウイスキーフープによる最新の頒布ボトルです

Edradour 2006　#376 Sherry Butt 58.7%　The Un-chillfilterred Collection for Japan　
こちらは、輸入元のボニリジャパンさんからもリリースされる、ただの日本向けシングルカスクです。
と言いたいところですが、「ただの日本向け」ではありません。　実は我々が昨年訪問した際に樽からテイスティングをして素晴らしかったのですが、エドラダワーはＰＢはしないとのお断りを受けていました。　ただどうしても諦められない・・・ということでボニリさんにお願いして、日本向けシングルカスクとしてボトリングして輸入していただいたという訳なんです。このコストでは考えらえれない素晴らしい熟成感とパフュームも硫黄も雑味も無い綺麗なシェリーバット熟成。　ケース買いをしても損しないと思います！　ラフロイグの蒸留所等であったイアンヘンダーソンが来てからのエドラダワーのクオリティ向上は素晴らしく、ウェアハウスでチェックした限りは、特に2005年、2006年に素晴らしい物が多かったです。　イアンらしくヘビーピートのBallechinの樽も大量にストックがありますが、これらの熟成はまだまだこれからといった感じでした。
レーズン、カラメル、リンゴのコンポート、オイリーなナッツ、　9年とは思えない熟成感。
 
Glen Garioch 1990 #2699 (Signatory) Hogshead  54.4% アウトターン215本　
当時のギリーらしい、ピート・スパイス・フルーツのハーモニー。　シナモンスティック、りんご、洋ナシ、アプリコット、黄桃。加水するとこれらのフルーツが前面に出て来ます。若干のオイリーさもあり。
グレートビンテージと言われている最近話題のギリー１９９０、いずれにも劣らぬ素晴らしいボトルですが、敢えて特徴を言えば、エレガントな中にピリッとスパイスがきいて、ベースにはしっかりとしたピート、そこからのフルーツ、です。

その他詳しい事はわかりませんが詳細につきましてはググッて頂くか店頭で猫マスターにお尋ね下さい

エドラダワーはショートエイジングとハイプルーフが全く気にならない、円やかで上品で、甘くて美味しい素晴らしいシェリーカスクのモルトで、グレンギリーはオフィシャルボトルにありがちな地味なイメージを払拭する、シトラス系のフルーティさ、ピート、ウッドが複雑で馥郁なハーモニーを奏でる華やかモルトで、いずれも文句無しに美味しいグッドドラム

ウイスキーは個人の趣味嗜好に大きく左右される嗜好品ですが猫マスターが美味しいと言うウイスキーは本当に美味いのか？

それでは今宵の猫バーでお待ち申し上げております

#新入荷ボトル