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場末のバー経営

コニャニャチハ〜・・・薄氷の上を歩く場末の猫バーの猫マスターですう~ん・・・背水の陣

という事でエブリディ背水の陣の猫マスターです

さてここでいきなり技術&知識は皆無に等しく、人脈も人望もない三流バーテンダー兼儲けとは縁がない三流個人零細事業主の何の役にも立たない四方山話的なんちゃってマーケティング経営講座のお時間です

それでは超暇な方以外は読まないで下さい

利益が上がっていても現金がなければ店は維持できません

利益が上がっていなくても現金があれば店は維持できます

ようするに黒字やのうてもキャッシュフロー計算書が読めて策を講じていれば事業は成り立つちゅう事でんな

一流の腕を持っていてもマーケティングができていなければ店は維持できません

三流の腕でもマーケティングができていれば店は維持できます

ようするに腕は三流でも顧客のニーズをちゃんとキャッチしていれば経営は成り立つちゅう事でんな

これからの時代は技術や人脈であったり、名声(コンテスト優勝、名門出身など)であったり、どこにも負けないハード(商品)やソフト(サービス)など、突出した何かを持っていない者は、本業の知識と共にマーケティングの知識が求められます←三流バーテンダーの至上命題

そんな訳でここからは以前に社長に教えて頂いた、マーケティング戦略の適正な価格を導き出すための調査報告です。

価格(Price)戦略はマーケティングの4大要素(4P)のひとつにあげられる重要なテーマです。適正な価格設定は事業の成否を左右します。たとえ新商品が大ヒットしても、十分な利益があがらなければ成功とはいえません。←ここテスト出ます?

価格は供給者の「いくらで売りたい」という意思ではなく、消費者の「これなら買ってもいい」という感覚によって決まります

価格受容性調査は消費者の感覚から適正な価格を導き出し、事業の成功に結び付けます。

※4P…製品(Product)、価格(Price)、チャネル(Place)、プロモーション(Promotion)

この調査で分かること
 

    1 最高価格
    「高すぎる」と「安い(高くない)」の交点です。最も利益額が高い価格です。逆に、これ以上高い値付けを
    すると、消費者に買ってもらえなくなる価格、ということになります。プレミアム商品、高級品などにつける
    際に参考となる価格です。

    2 妥協価格
    「高い(安くない)」と「安い(高くない)」の交点です。この商品ならこのくらいの価格は妥当だな、と思える
    価格です。
 

    3 理想価格
    「高すぎる」と「安すぎる」の交点です。消費者が望む理想的な価格です。妥協価格と理想価格の間の価   
    格を設定するのが、利益額と販売数量のバランスがよい価格となります。

    4 最低品質保証価格
    「安すぎる」と「高い(安くない)」の交点です。これ以上安くなると、品質が悪いのでは、と不安になり始め   
    る価格です。特売価格などもこの価格を参考にします。

  

で?先日、自販機で缶コーヒーを買おうとしたら高校生が30円を入れて悩んでいました

後ろで順番に並んで待っていた猫マスターは「いくらデフレが長く続いたから言うてさすがに30円ではジュースは買えまへんでぇ~」と思っていたら・・・

”ガシャン”とジュースが出てきました

驚いて自販機を見ると、ジュースがズバリ30円

マヂでかーーー

さてここで問題です

この販売価格で猫マスターが感じたのは上記の選択肢4つの内の何番でしょう?

正解は4番の最低品質保証価格でした 

さすがにここまで安いとちょっとビビったなno

以上、高過ぎたら全然売れへんし、安したらなんぼぎょうさん売ってもなかなか利益が出えへんし、安過ぎたら品質やサービスを疑って、購入後も満足感は得られへんから、店のコンセプトと照らし合わせ、必要経費と利益額を算定してお客様の心の機微を捉えた適正かつ絶妙な価格設定が求められる場末のバー経営でした

 

#日々の出来事

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