MENU

阿倍野の誇り

コニャニャチハ〜・・・大阪下町どローカルな猫バーの店主参段ですう~ん・・・昭和町

という事で阿倍野の場末の路地でひっそりこっそりやらせてもらってます

さて場末なんて言うたら住んでる人に怒られるかも知れへんけど、事実場末の商店街の外れの路地の極めてわかりにくい古い木造建築の二階ですわ

昨夜も一見さんが来てくれはってんけど、入口がわからへんかったって言うて迷って近所ウロウロしてはったみたいやわ・・・。

で?同じく言うたら失礼やけど、阿倍野の繁華街から離れた路地裏のかなりわかり辛い場所にBar7th(バーセブンス)と言う、ハイドアウト感満載なスピークイージー的隠れ家カクテルバーがあります

駅からも繁華街からも離れて極めてわかり辛い場所にあっても、このバーが連日連夜賑わっているのは美味しいカクテルと、なによりもマスターのそのお人柄によるものでしょう

向かうところ敵なしでやっていると、ローカルでは井の中の蛙になる人が多いのですが、ここのマスターはとても謙虚ながら、目は極めて高い所に向けられていて、現状に満足せず日々研鑽を重ね、先日のカクテルコンペの関西大会の創作部門で北新地の名店などの強豪を抑え見事1位になると言う快挙を成し遂げられました

その他の部門で少し伸び悩み、僅差で関西代表の座を逃してしまいましたが、そのうち全国大会に勝ち上がり、全国にその名を轟かせるバーテンダーになるでしょう
 
阿倍野のローカルで腕一本の技術勝負で全国に行き、銀座と張り合えるレベルのバーテンダーが居てそんなハイレベルなバーが阿倍野にあるなんてほんまに阿倍野の誇りやわ

対して同じ阿倍野のローカルバーでも猫バーは阿倍野の埃やな

ほこりはほこりでも残念ながらほこり違いやな

以上、阿倍野の埃と言って振り払われて淘汰されないように、しぶとくこびりつきたい猫マスターでした
 

#日々の出来事

この記事を書いた人