エライジャ・クレイグは、最初のバーボン製造者と伝えられていることから「バーボンの父」として称えられている、ケンタッキー開拓時代のプロテスタント、バプティスト派の聖職者エライジャ・クレイグ牧師にちなんで名付けられたバーボンです。牧師の名に恥じないバーボンを造ろうと、企画から25年もの歳月をかけて製品化されたブランドです。
当時のウィスキーは、農家の軒先や納屋に置いたごく小さな蒸留器で造る簡単で素朴なものでしたが、1785年ジョージタウンにやって来たエライジャ・クレイグ牧師は、副業でウィスキー造りに励み、そのために蒸留所として丸太小屋を建てました。そのときに考案したのがトウモロコシに大麦とライ麦をミックスして火にかけ、糖分を抽出して水を混ぜ、リンゴとプラムを入れて熟成させたのちに蒸留するというものでした。エライジャ・クレイグ牧師は、蒸留したウィスキーを、内側の焼けた樽に入れたまま丸太小屋に置き忘れたままにし、 3〜4年後に開けてみると、焦げたオークのために赤味がかった芳醇な液体が現れた、というのがバーボンの始まりという説が有力です。
「レッドリカー」「リキッドルビー」と言われた、エライジャ・クレイグ牧師が造った最初のバーボンにちなみ、このエライジャ・クレイグ12年も赤味がかった液体が特徴的。グラスに注いだ時に香る、甘く濃厚なブーケが、バーボン通のみならず、すべてのウィスキードリンカーから高い評価を受ける商品です。
英国ウィスキーマガジン誌の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」にて、2回連続でバーボンの最高得点を獲得している、抜群に完成度の高い“ベスト・テイスティング・バーボン”です。
エライジャ・クレイグ 12年
■度数:47%
■容量:750ml
■参考小売価格:2,268円
(消費税別)
■原産国:アメリカ
#バーボン