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スコットランド旅行記 その11

9/4 その1

・起床 シャワーを浴びる
またもや04:30に起床。時差ぼけ過ぎてどうしようもない。バスが来るのは07:46なので、取り合えずシャワーを浴びることにする。
ここで一点問題がある。友人の間では有名なのだが、実は僕はシャワーを浴びる時間が極めて長い。下手すると一時間くらい入っていることがある。この時も結構長時間入っていたのだが、30分を過ぎた当たりで蛇口から出てくるお湯の温度がだんだん下がっていき、1分後には水になってしまった。慌てて水を止めたのだが、体中泡だらけだったので無理して水で洗い流した(ちなみに早朝なので気温は極めて低い。8℃くらい。)。

これは僕の予想だが、ハイランダーインの給湯器はそこまで性能が良くないので、温めたお湯をある程度貯めてあり、それを使っているんだと思う。なので連続してお湯を使いすぎると給湯が間に合わず、水になってしまう、という寸法だ。
僕が早朝に長時間シャワーを浴びたせいで、おそらく他の部屋でもお湯が出なくなってしまっていることであろう。申し訳ないことをした。今後注意するとしよう。

・クレイゲラヒ→ダフタウン バス
シャワーを浴びた後はしばらく観光ガイドなどを読んだりして時間を潰し、0740位に宿を出る。出がけに宿の人に「今日はこれから蒸留所巡りに行ってくるので、朝食はいらない」と伝えておいた。
バスは定刻通りに来た。今のところ、スコットランドに来てから交通機関の乱れはほとんど感じられない

・ダフタウン到着

ダフタウンに到着。クレイゲラヒからは15分もかからなかった。


中央の時計台。スコットランドの町の中央には必ず時計台がある。

まだグレンフィディックが開くまで時間があるので、バルヴェニー蒸留所モートラック蒸留所の写真を取りに行くことにする。


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ダフタウン中央からはモートラックの方が近いが、先に遠い方にあるバルヴェニーに行くことにした。さっき来る途中にバスの中から見えたんで場所分かりやすいし。

・朝食 ダフタウンのパン屋
バルヴェニーに行く前に腹ごしらえが必要だ。04:30に起きてから何も食べていないのでお腹が空いてしまった。運良くダフタウンのメインストリートにパン屋があったので、そこに入店してパンを購入。チーズトーストと「steak」と書かれたパイを購入し、バルヴェニーに向かって歩きながら食べ始める。
チーズトーストはかなり塩味が濃いが、熱々だったので体が暖まった。「steak」と書かれたパイの方は何故かずっしり重くて不思議に思っていたのだが、かじりついたところ中にはみっしりとサイコロステーキが詰まっていた。しかも結構ちゃんとした肉で、噛みごたえがある。非常に美味しかったのだが、毎日これを朝食として食べる気にはならない…

・ダフタウン中央→バルヴェニー 徒歩

バルヴェニーへ向かう道。


牛。写真を撮っていたらみんなこっちに注目してくれた。この後2メートルくらいの距離まで近づいてきたのだが、それ以上は近づいてこなかった。柵を乗り越えて牛と遊ぼうかと思ったのだが、家畜泥棒だと思われるとやっかいなのでやめておいた。


DUFFTOWN STATIONと書かれている。え、ダフタウンに鉄道なんて通ってなかったはずだが?と思ったのだが、↓の看板を見て分かった。

ダフタウンとキースを繋ぐ「ダフタウン-キース鉄道」という観光列車のようなものがあるそうだ。週末限定で運行しているらしい。


スピリットオブスペイサイド号。二両編成。
spirit of speysideでググったらこんなのが出てきた。行ってみたい。

・バルヴェニー蒸留所

バルヴェニー蒸留所へ到着。
ここはビジターセンターとかはないので、写真だけ。


ウェアハウス。


この看板の記述を見ると、どうもグレンフィディクとウェアハウスを共有しているようだ。


キルンとその他施設群。
特に柵とか無いのでどこまでも入っていけるのだが、この辺までにしておいた。

グレンフィディックから歩いて数分なので、暇だったら見に来ても良い。

・バルヴェニー→モートラック 徒歩
バルヴェニーでの写真撮影を終え、モートラックへ向かう。


道端に記念碑が立っていた。
第一次大戦時のモートラック教区の戦没者慰霊塔のようだ。


再度キース-ダフタウン鉄道の前を通ったところ、オフィスが開いていた。
うろうろしていたら職員の人が声をかけてくれたスピリットオブスペイサイド号の中に入れてくれるとのことだ。


スピリットオブスペイサイド号内部。豪華な客車だ。ここで食事も出来るらしい。
是非乗ってみたいが、スケジュール的に無理か…。


ザ・ウィスキーショップ ダフタウン店。残念ながらまだ開いていない。

・モートラック蒸留所???

キルンが見える。多分ここがモートラックだ。


ウェアハウスらしきものもある。
だが、どこにも「モートラック蒸留所」とは書かれていない…。


入り口。「COWIE AVENUE」とだけ書かれている。


施設群。「勝手に入ったら殺す」みたいなことが書かれていた。

…恐らくここがモートラック…だったんだと思う。多分。

次回、グレンフィディック蒸留所

#スコットランド旅行記

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