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スコットランド旅行記 その6

9/3(その1)

・起床→ウェーバリー駅へ
またもや朝04:00に起床。しかし今日は朝05:30ウェーバリー駅発の電車でアバディーン経由でエルギンへ向かうので、この時間の起床でちょうどよいのだ。時差ぼけが吉と出た。
今日の行動予定なのだが、当初予定ではハントリーでダンカンテイラーを見た後、エルギンでGMを見て、その後クレイゲラヒでマッカランとスペイサイドクーパレイジ見学、のはずだった。しかし電車の時刻表を見て驚いたのだが、エジンバラ~アバディーン~インヴァネス間は列車運行本数が非常に少ない。特にアバディーン~インヴァネス間は、この時刻表を見れば分かるが二時間に一本だと考えてよい。故に、ハントリーで途中下車してダンカンテイラーショップに寄った場合、マッカランとスペイサイドクーパレイジの営業時間に間に合わない可能性が高いのだ。なので涙を飲んでダンカンテイラーショップ訪問は切り捨てて、朝一の電車でエルギンまで行ってしまう、という計画に変更した。

とりあえずシャワーを浴び、出発準備。荷造り、チェックアウト、タクシーの手配は昨晩済ませてあるので、時間的に余裕はある。PCや携帯も昨日買ってきたアダプタのおかげで完全充電済みだ。
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ちなみにイギリスの電源の電圧は240V(日本は100V)なので、アダプタを買ってきたからといってそのまま普通の日本の電化製品を差すとぶっ壊れる
僕が充電必要だったのはノートPCカメラPSPMP3プレイヤー携帯(HT-03A)の5つだが、
ノートPC→ThinkPadの電源は国際標準で100V~240Vに対応しているので問題ない
カメラ→これも100V~240V対応だったので問題ない。
PSP、MP3プレイヤー、携帯ノートPCよりUSB経由で充電
という手法を取った。
もし100Vにしか対応していない製品を充電したい場合は、変圧器が必要なので注意。
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05:10にタクシーを頼んでおいたが、時間きっちりに来た。
(別に歩いてでも行けるけど、荷物が重いので…)

・アバディーン行き電車搭乗 ScotRail
タクシーに乗って数分でウェーバリー駅に到着。
スコットランドにはいくつかの鉄道会社があるようだが、エジンバラ~アバディーン~インヴァネスあたりを走っているのはScotRailという鉄道会社の路線だ。


ウェーバリー駅の電光掲示板。僕はこの05:30発アバディーン行きに乗り、アバディーンでインヴァネス行きに乗り換える
JRの電光掲示板より大きくて情報量が多いので、色々分かりやすい。


エジンバラ→アバディーン間のチケット。電車のチケットは昨日ウェーバリー駅で購入済みだ。どうも前日までに搭乗電車指定で購入すると、指定席として席を割り当ててもらえるようだ。値段はエルギンまで14.20ポンド。これはかなり安いんじゃないだろうか?だってエジンバラ城の入場料より安いし。
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ちなみにウェーバリー駅で切符を買う時、非常に苦労した。30代くらいの男性駅員に切符の買い方を聞いた時は問題なかったのだが、切符販売のカウンタにいた60代位の女性駅員の人がものすごいスコットランド訛りで、何を言っているのか全然聞き取れなかった上に、こちらの言っていることも聞きとってもらえなかった。「明日の朝一でエルギンに行きたい」と言っているのに、一週間後のIrvine行きチケットが出てきたりした。
あと、電車のチケットは絶対に前日までに購入するように。その理由は「スコットランド旅行記 その10」あたりで紹介する。とにかくスコットランドの列車は料金体系がものすごく複雑だ。僕もまだ理解しきれていない。
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ホームに到着。すでに電車はホームに入ってきていた。
ドアは常時閉まっているので、ボタンを押して開ける必要がある(寒い地方の電車では当然だが、東京ではあまり見ない)。
ここで自分の搭乗するA号車がどれなのか分からず、非常に苦労した。結局ホームにいた駅員に教えてもらった。
何とか無事搭乗し、アバディーンへ出発。

・電車内(ウェーバリー→アバディーン)
電車内でいくつか写真を取った。


これは電車の席の右上あたりに差さっている予約表Reservedと書いてあり、この席がどの区間で予約されているのかが記載されている。つまり予約されていない状態の席は自由席として使える、というわけだ。駅員の手間はかかりそうだがなかなかいいシステムだなぁ、と思ったのだが、妙なことに気づく。僕の今乗っている電車は朝05:30発のアバディーン行きで、当然車内はガラガラなのだが、何故かほぼ全ての席にこの予約表が差さっているのだ。しかもその内のほとんどがエジンバラ→アバディーン間の予約。どういうことなのだろう、と思っていたら、車掌が回ってきて誰も座っていない席の予約表を回収していった。
どういうシステムになっているのか、全くもって不明である。


基本的に車外はこんな風景が延々と続く。


北海からの日の出が撮影できた。雲の多さと相まって、幻想的な風景になっている。

・アバディーン駅 乗り換え

アバディーンに到着。ここでインヴァネス行きに乗り換えてエルギンへ行く。
9/3の朝8時だというのにものすごく寒い。気温は6℃だった。ここで半袖を着ている人間は観光客だと思ってよい。地元民はみな長袖にコートを着ている。
乗り換えは特に問題無く済んだ。ホームを渡って別の電車に乗っただけ。

・電車内(アバディーン→エルギン)
電車を乗り換えて、一路エルギンへ。
金曜朝8時のインヴァネス行きはさすがに混んでおり、立っている人もいる。通勤お疲れ様です、と思っていたら、アバディーンの隣のDyceという駅で僕以外全員が下りたのでちょっとびっくりした。
後で知ったのだが、Dyceにはアバディーン空港があるらしい。


どの畑にもこういう円柱形のワラを丸めたようなものが置いてある。
なんだろうこれ。


牛さんが沢山いる。
羊さんも沢山いる。
あとバッファローに長い毛が生えた、毛長牛みたいな謎の家畜も沢山いた。

・エルギン到着

エルギン駅に到着。


エルギン駅全景。非常に小さな駅だ。週末は無人駅になるらしい。

次回、いよいよゴードン&マクファイル本店とスペイサイドクーパレイジへ。

#スコットランド旅行記

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