青山ダイヤモンド・ホールではMCとMCの間や食事休憩の時に廊下を歩くパネラーを捕まえて、ボトルや著作にサインをもらったり、質問したり、スコットランドに訪ねるから名刺をくれ、などということができた。
今思うと立派なウィスキー○○○○ぶりだ。
何年のWMLか忘れたが、歌って踊らない故マイケル・ジャクソンに英語版『モルトウィスキー・コンパニオン』へサインをもらった時、テイスティングのやり方について質問した。
確か著作のどこかで同じことが記述されていたと思う…。
MJは「サンプルは一度飲んだだけで評価せず、少なくとも数日間おいて二回に分けて飲みますよ」という意味のことを言っていた。
さらに後年、WML東京のパネラーとして最後に来日した時には『スコッチウィスキー、その偉大なる風景』にサインをもらった。
列に並ぶのが面倒なので時間を見計らってストーカーのように待ち伏せしたのだ。
テイスターに必要な資質は?と尋ねると…
目をぎょろりと回してMJ「楽しんでウィスキーをたくさん飲むことだよ」そして
「あとは…デイヴ(・ブルーム)も私も煙草は吸わないよ」と話していた。
テイスティングについていろいろ訊いた後…
『世界の一流ビール500』に出てくるモクモク手作りファームの話になり、次回は奈良からモクモク手作りファームのペール・エールを提げて行くので是非飲んでください、と私が言うと、とても喜んでくれ同意してくれた。
残念ながら約束は実現しなかったが…。
たぶんつづく…
#アーカイヴ