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タイトルをご覧になってニヤリとした貴方は相当のスコッチ・ウィスキー通、スコットランド通!
そう、メンデルスゾーンがスコットランド旅行に着想を得て13年越しに作曲した「スコットランド」
という交響曲です。
2週間程前にNHK教育テレビのN響アワーで特集されていたので、放送をご覧になったスコッチ好きもたくさんいらっしゃったでしょう♪
内ヘブリディーズ諸島のスタファ島を訪問した後に作曲した序曲「フィンガルの洞窟」も有名です。ウィスキー評論家でスコッチ文化研究所の代表である土屋守氏の著作「モルト・ウィスキー大全」の「オーバン」のページには以下のように紹介されています。
”・・・なかでも有名なのは、メンデルスゾーンの序曲『フィンガルの洞窟』であろう。彼がスタッファ島へ向かう途中でオーバンに立ち寄ったのは、1829年、20歳の時であった。この年の5月、ロンドンで自作の交響曲の初演があり、メンデルスゾーンは自ら指揮を執るために英国を訪れていた。その後、夏にスコットランド旅行を敢行。この旅の成果が、交響曲第3番『スコットランド』と序曲『フィンガルの洞窟』となった。・・・”
ワーグナーは、『フィンガルの洞窟』を聴いた時、「メンデルスゾーンは当代第一等の風景画家である」と言う意味のことを述懐した、とのこと。・・・オーバンの町やスタッファ島へは行ったことがありませんが、交響曲『スコットランド』を聴きながら、フィンガルの洞窟を思い浮かべ・・・あるいは作曲者も知っていたであろうメアリ・スチュアートやジャコバイトの反乱など哀しいスコットランド史に思いを馳せながらオーバンやスプリングバンクを飲みましょうか・・・♪
・・・曲に関する解説は不要でしょう^^v私の好みは、クレンペラー・クレンペラー/バイエルン、ショルティ>アバド、カラヤン、ですが、さて皆さんはいかがでしょうか?お好みの『スコットランド』があれば是非教えてくださいね♪
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