ネタがないのでいよいよ最近のBGMの紹介をスタートします^^;;
長文ですが最後に本日のウィスキー、ワインやオススメ情報もあり鱒♪
さて第一回目はジェシ・ヴァン・ルーラーがビッグ・バンドと自分の曲をライヴ演奏した第2弾CD「シルク・ラッシュ」。
英文タイトルは Silk Rush/Jazz Orchestra Of The Concertgebouw featuring Jesse Van Ruller
さらっと聴くとソフトでクラシックなジャズ・ギターですが、フルアコの優しい音色のせいでしょう。
聴き込むと超絶技巧をそれと思わせないだけで、相変わらずスリリングでリリカル、ロマンチックです。
コンセルトヘボウを冠したビッグバンドは引立て役ではなく、対等に演奏しています。
英文タイトルのヨーロッパ盤は日本盤と違ってジェシ・ヴァンルーラーの名前が全面に出ていないのも納得。
リーダー・アルバム製作が決定したソロイストも何人かいるとのこと。
ジョージ・べンソンがダブリンでオーケストラをバックにギター弾いたり謡ったりしてましたが、今回はストリングスの無い
ビッグ・バンドで、5トランペット、4サックス、4トロンボーンに、リズム・セクションは、Peter Beets(P), Frans Van Geest(B), Martijn Vink(Ds) の大迫力。ギター・ソロはもちろんですが、トロンボーンやクラリネットのソロもありけっこう聴かせます。
1. Silk Rush 2. Here Comes The Sun 3. Amsterdam 4. Vienna Night Express 5. The Ruler 6. Have A Heart
7. Circles 8. M.M. 9. The Secret Champ
JESSE VAN RULLER(ジェシ・ヴァン・ルーラー)のプロフィールは以下の通り。
1995年セロニアス・モンク・コンペティションのギター部門でダントツの優勝(審査したのはジム・ホール、パット・マルティーノ、ジョン・スコフィールド、パット・メセニー等(!)を果たし、一躍ジャズ・ギタリストのエースとなったオランダ出身。ニュー・ヨークで活動したい、とジェシに言われたジョン・スコフィールドが「俺の仕事が減るから来ないでくれ」と言ったとか(笑)
ジェシは1972年1月21日、オランダのアムステルダム生まれ。このアルバム・ジャケット見ると若いのに頭髪が怪しいな?と思ったらもう36歳なんですね。両親がローリング・ストーンズやママス&ハパスなどポップス好きだったこともあり、5歳でミニチュア・ドラムを叩いたそうです。父の薦めで7歳からクラシック・ギターを習い始めました。さらに11歳の時にエレクトリック・ギターも始め、ジミ・ヘンドリックスやサンタナの曲を弾きながらロックの世界に入ったそうです。
ジャズに興味を持つのは15歳になった頃で、ライヴで聴いたギタリストの和声の幅広さに感動。そこでジョン・スコフィールドらのアルバムを聴き始め、ジャズ・インプロヴィゼーションとアンサンブルのプライヴェート・レッスンを受けて力を付けていったのだそうです。そして先述のコンテストで満場一致で優勝・・・現在の活躍に至るわけです。
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